湿ったにおいが鼻につく
湿気た空気が肌をあおる。
べたつく視線のようで、
いやになる。いやに気になる。
今からあなたを割いてしまうからね。
言う通りになると明るみに晒された身。
まるで予報で自明ね。
雲が裂け、のぞいた。
見つめ合えば蕩けて沸騰しそうな単眸。
透けてしまっている。
わたしだけの素敵なイデア。
調子に乗るあなたの息の根、
うっかり止めてしまう気まぐれが本日。
#42『今日の心模様』
イフでは今日、晴れ。
大好きな君は違う人と笑ってんだってさ。
これは予報です。
それで俺は、運命の人と出逢えてさ。
昼過ぎまで寝たこと笑ってやり過ごして、
くしゃくしゃの髪と笑顔みてまた笑うんだ。
もうすぐ予報です。
関係有るような無いような、
ところで過去はやり直せないらしい。
予報です。
窓を叩くのは数秒前に降り始めた雨。
ついでに罪とか咎とか、なにもかも
流れていってくれると嬉しいんだけどな。
ところで数秒前の空を晴らす方法を
知りたがる幸せ者って何なのだろう。
手を合わせ、横に倒して
向こうの瀬戸際と同じように
湧いて出た勇気を呑み込んで
力とするのですよ
咲いた花を引き抜いて
ほと、と重ねて置いておきました。
首や手首や太腿の付け根
跡がのこって困ってしまいました。
歯列を確かめるみたく
なぞり、動きにくそうな舌のそれ。
真人間にとってのケンコウじゃ
翼は得られない。得ても飛べない。
衰えて「時間さえあれば」って
今さら何を求めようとしているの。
積んで鼻摘み、刺激臭と永遠は対極だね。
指で作った輪っかで見通せる分だけ。
母の腕のような広い輪は持ってないから。
詰んでから勇み、それ程に虚しいこと無いから。
火を吐くトカゲくらいなら閉じ込めていられる。
紙面を焦がし、隠しごとを抹消とし、
存在そのものに苦しめられているんだ。
クッキー缶ぼんぼん、したい。
痛ましいニュース猫の口減らし。
もう何もいらないから。
従者の患者。
自傷、すってんころりん。
焼けてくっついた綿埃と
非行ゆえ閉じてしまったのだと。