4/13/2026, 2:55:10 PM
換気の足らない部屋、
片膝立てて寝そべった畳の上。
イグサと汗の混ざったにおい。
こんな日でも朝から盛んで、
押し込められたのはシャワールーム。
自分から、というのが大事であって。
射す陽光が遠慮はなしに熱を寄越す。
どうしたって渇く。
音を立てないように蛇口を軽く捻る。
細かなタイルの数を数える。
雲ひとつ無いアンラッキーデイ。
数えるものが少なくなるよ。
淡い期待もなくなるし。
鼻を擦れば、ツンとする。
酸性の粘膜に変わったみたいで。
舌がざらつく。ような気がする。
錆びた温い水道水で命をつなぐ。
4/12/2026, 6:03:23 PM
指さした軌跡を追う紙飛行機。
指切った、約束と窓にした。
湿った土につけた足跡は
誰の標にもならずに埋まってく。
それなら風は届くでしょうか。
4/11/2026, 2:47:49 PM
はくはく、と
意味を持たない音が掠れる。
信じたくないしだい。
見開く、固まる、垂れる。
漏れ切れる。
絞り切った声はひどく小さく、
しかし喉を痛めつけるように。
溢れ出したい言葉を
抑えるように首を絞めた。
4/10/2026, 11:19:14 PM
春爛漫 日々燦々
機能に思えた機微が消えていく
様子のおかしいティーパーティー
こころ煮詰まった小石のスコーン
物足りないなら、おひとついかが
4/8/2026, 4:29:43 PM
吐く息が白む。
見える形で安心を与えてくれる。
霜が降りた頬に触れても
熱で溶かせはしないから払うだけ。
雪が踊り疲れたら夜が明ける。
あたらしい朝には美味しい朝食だけ。
パサパサの栄養食じゃ、つまんない。
最期の晩餐は何がいい?
俺はパセリが……
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みんなは怖いって言う形。
でも横目に流し見ている様子が
様になるなんてステキだと思う。
退屈そうに窓の外を眺めて
グラウンドを走る皆を追って
ブレるみたいに細かく揺れる
前髪の揺れといっしょにね。
値踏みされているようで、
もう済んでいるから怖くない。