旅は続く
足が持たないな。
1日東京に遊びに行っただけで2万歩歩いて、ヘトヘトなのに。毎日が旅なんて想像を絶する。
西川一三
をご存知だろうか。
太平洋戦争の時代に密偵として中国大陸に潜入し、8年間旅を続けた日本人だ。
西川一三は8年間の中国大陸での旅を「秘境西域8年間の潜行」という書籍に詳細に記している。
特に印象に残っているのはラクダのフンのことをアルガリと呼び、火をつけるときの燃料に使っていたことだ。
乾燥したアルガリはよく燃えるが、まだ湿ったアルガリは燃えにくく、さらに臭い!という記述が面白かった。
きちんとしたアルガリを拾ってこないと旅に慣れていないことから日本人とバレるかもしれないと恐れていたのも印象的だ。
西川の不器用ながらも旅を乗り越えていく様子や
どこまでもどこまでも当局に見つかるまで
まるで行き当たりばったりの旅を続ける逞しさは
実話だと思えば思うほどに興味深く面白い。
太平洋戦争の最中に浮世離れした旅を続けた日本人に世界の広さを知る。
モノクロ
モノクロって白と黒だけじゃなくて、灰色がある。
そのせいでカラーの図を白黒にするのに、すごく時間がかかった。
ペイントアプリで灰色部分を消ゴムで消していたらあっという間に1時間経ってしまう。
画像生成AIだと一瞬でできたりするのかな。
永遠なんて、ないけれど
じゃあ、いつ終わるの?と聞かれたら
答えられる人なんていないんじゃないかな?
私たちにとって終わりが分からないのなら
それは永遠に向かって努力して歩いてるんじゃないかな?
少なくとも私は、この日々が永遠に続くと思って生きているよ。
涙の理由
悲しいことより、悔しいことで泣く方が多い。
口喧嘩の延長で自分の仕事を身近な家族に侮辱されたとか。
予想した反応と違ってショックだったとか。
書いていて思うけど、それってやっぱり悔しいと同時に悲しいのかもしれない。
感動して涙することも多くある。
私の心の内側の弱いところに共感されてしまうと
あっという間に心の枷が外れて崩壊の涙を流してしまう。濁流だ。
けれどやっぱり、涙は流したくないな。
悲しいも嬉しいも人生にはあるけれど、凪いだ風のような心持ちで過ごせる時間がとっても幸せ。
コーヒーが冷めないうちに
時計の針がてっぺんをまわり、午前中が終わりを告げる。
土曜日もあと半日。
夜になれば合気道にいく。
のこり6時間でどこまでやれるか!
よーい、スタート
私の土曜がはじまった