お願い。今日だけは許して。
あなたの隣にいることを許してください。
だって、あなたがとても苦しそうだから。
今日だけは、僕に頼って。
君の苦しみを僕に分けて。
今日だけは。
今日だけは。
どうか君の隣に。
私たちの周りには常にたくさんの“誰か”がいます。
どこを見ても、誰かがいます。
不思議ですよね。
いつしか、その誰かが大切な誰かになるかもしれない。
けど、そうなるまえは私にとって、他人であり関係のない人なのです。
この現代では、人は人のことをちゃんと認識できているのでしょうか。
いるのが当たり前すぎて、ただの物質としか認識できていなくなっているのではないか。
いつか、この世界は壊れていく。
私はその日が来るのがとても怖い。
遠くから足音が聞こえてきます。
あの人が帰ってきたみたい!
ドアがガチャリと開きます。
「わん!わん!」
僕は尻尾をふって飼い主さんを迎えます。
「お〜!元気にしていたか?」
そう言って、僕の頭を撫でてくれました。
ねぇ、今日は何をしてきたの?
はやく僕に教えてよ!
もう、秋ですね。
風が涼しくなってきました。
秋は物思いに耽りやすい季節ですね。
こんな季節にはあなたを思い出します。
私の初恋の人。
あなたは元気にしていますか。
そっちはどうですか。楽しい?
それとも、寂しい?
私は今夜あなたに会いにいこうと思います。
あなたは喜んでくれますか?
どうして、あなたは旅をしているの?と誰かに聞かれたことがあります。
一体、誰だったか。忘れてしまいましたが。
なぜでしょう。自分でもよくわかりません。
でも、旅をしていると安心するんですよ。
例えば、旅先で出会った人と会話したりすることとか。
人生って旅みたいなもんだ、と僕は思うんです。
迷っては、誰かの助けを借りてまた歩いていけるとこが。
だから、僕は旅を続けていきます。
今までも。これからも。
ずっと。