2/2/2026, 11:52:18 AM
勿忘草ってさ。
なんであの名前なんだい。
これに関しては、僕
知ってるんだよ。
昔のヨーロッパでね、
恋人同士が花を贈りあったんだ。
「僕を忘れないで」
「私を忘れないで」 ってね。
それに──
へぇ、草が生えた瞬間に
しおらしくなるんだ?
忘れちゃいけない
そんな意味なのにね。
実に人間らしい。
そうかな。
君の「人間らしい」は皮肉だろ。
むしろ、これは素晴らしいんじゃあないか?
2/1/2026, 1:13:48 PM
私は文豪になりたいね。
なれると思うかい、君は。
僕は無理だと思うよ。
ああ、夢は語るものだって?
叶えるかどうかは別として?
ならいいんじゃないかい。
語るだけならさ。
私にもし生まれつきの才があれば。
“ブランコ”これ一つで。
感動的な物語を創れたのだろうか。
青春の逸話を語れたのだろうか。
さあ?
僕はブランコが揺れることしか分からない。
揺れて、戻って、また押されて。
それしか知らないよ。
君もそうだろ。
まあ明日も
ここに戻ってくるさ。
確かに、君の言う通りだ。
1/31/2026, 4:58:04 PM
私は生きたかった。
誰かを救い、誰かに陥れられたかった。
正当な理由を持つ生き方をしたかった。
生きていること自体に意味は無いだろう?
君にはあるかもしれないが。
少なくとも私にはないかな。
私は文豪に救われてしまったんだ。
文豪ってのは古臭い言い方だが──
──幾分か美しいんじゃあないか?
あぁ嫌だ、嫌だ。
素人がこんな事するとおかしな話になる。
取り敢えず、私は救われた。
作者は意図していないのにだ、
驚き、じゃあないかな。
君もないかい。
誰かに意図せず、救われたことっての。
生憎、旅路の果てにはこれしかなかったよ。
君もこちらで話せたら善いのになあ。