貴方に才能はありますか?
運動できますか?
勉強できますか?
誰かの役に立てますか?
どこかで一番になれますか?
お前に理由はあるか問う。
生き延びたがる理由。
謳歌する理由。
或いは――
休む理由。
事切れたがる理由。
そんなもん、ないな。
とりあえず、突拍子もない事なんだが
何もない人間の末路は存在しない
世間一般に当てはまることを“何もない”
そう言うんだっけか?
世間一般を羅列させれば
何もないなんてことはないんだが
君達は何を強請っている
金、物、愛情
それとも才能か理由か
連帯保証人なんていやしないのに
やあ!
君に問いたい
君は透明なインクが好きかな?
好きじゃない、
が嫌いでもない
透明なインクを何に使うんだ?
インクだから勿論
言葉を綴れるよ
それだけ?
そんなインク、誰が好きになるんだ
使えないじゃないか
でも綴れるんだよ?
誰にも見えなくてもいいじゃん
誰の目にも留まらず、思いを走らせる
それが出来るんだよ?
インクは伝える為にあるんだろ
綴るのなら別にインクじゃなくても──
違うんだ
鉛筆もシャーペンも筆も
消せるし、掠れるし、滲む
声も歌もこの画面だって
いつかは指紋が消える
僕が大好きな君なら。分かるんじゃない?
命に価値を見出すかい
君は
普通に重いわ
なんだよ、
久々に来てこれか
えぇ
しょうがないじゃない
それはもう、ね?
いや別にいいけどさ
まあ、命に価値があるんじゃない?
生きているだけでも偉いだろ?
まあ、うん
そうだね、多分それが善いんだ
でも生きてるだけで偉いかい?
人を助けれる?役に立てる?
どんな小さな命だって、価値あるものだ
君はそういえるのかな
いや、無理だけど
価値はあとからついてくるんだよ
命自体に価値はなくとも
その動きに価値があるって信じてりゃいい
とりま。
あー、
うん
いやーー
えっとねぇ
君のことを知りたくなった
君の事が好きです
付き合ってください
おー、
いや、気持ち悪いか……?
敬体と常体混ざってるしな
うーーん
伝えれたらいいや
いやあ
殺されてしまった!
承知の上さ
この紙の上で
君と語り合って
心友になった
それに殺されるなんて
至福だなんて言うな
極楽だなんて言うな
殺されて悦ぶんじゃねぇよ
この紙の上で
君と語ったのは
僕の自己中だ
それに殺られるなんて
この場所だからこそ
この紙の上でこそ
君に否定して貰えた
僕の生涯の夢を叶った
どうも、ありがとう!