やあ!
君に問いたい
君は透明なインクが好きかな?
好きじゃない、
が嫌いでもない
透明なインクを何に使うんだ?
インクだから勿論
言葉を綴れるよ
それだけ?
そんなインク、誰が好きになるんだ
使えないじゃないか
でも綴れるんだよ?
誰にも見えなくてもいいじゃん
誰の目にも留まらず、思いを走らせる
それが出来るんだよ?
インクは伝える為にあるんだろ
綴るのなら別にインクじゃなくても──
違うんだ
鉛筆もシャーペンも筆も
消せるし、掠れるし、滲む
声も歌もこの画面だって
いつかは指紋が消える
僕が大好きな君なら。分かるんじゃない?
命に価値を見出すかい
君は
普通に重いわ
なんだよ、
久々に来てこれか
えぇ
しょうがないじゃない
それはもう、ね?
いや別にいいけどさ
まあ、命に価値があるんじゃない?
生きているだけでも偉いだろ?
まあ、うん
そうだね、多分それが善いんだ
でも生きてるだけで偉いかい?
人を助けれる?役に立てる?
どんな小さな命だって、価値あるものだ
君はそういえるのかな
いや、無理だけど
価値はあとからついてくるんだよ
命自体に価値はなくとも
その動きに価値があるって信じてりゃいい
昨日さあ
告白したんだ
えっ
唐突すぎだろ
しかも何故に昨日?
だって
今日は土曜日だもん
あー
いや、分かったけど
どう、なった?
死んだーーー!!!
好きな理由は?いつから好きだった?
全部答えてたら死んじゃった
助けてほんと
なんだ、この後悔ばかりして
思い出なのに
バレンタインに勇気を貰う人
別に少なくないよな??
とりま。
あー、
うん
いやーー
えっとねぇ
君のことを知りたくなった
君の事が好きです
付き合ってください
おー、
いや、気持ち悪いか……?
敬体と常体混ざってるしな
うーーん
伝えれたらいいや
いやあ
殺されてしまった!
承知の上さ
この紙の上で
君と語り合って
心友になった
それに殺されるなんて
至福だなんて言うな
極楽だなんて言うな
殺されて悦ぶんじゃねぇよ
この紙の上で
君と語ったのは
僕の自己中だ
それに殺られるなんて
この場所だからこそ
この紙の上でこそ
君に否定して貰えた
僕の生涯の夢を叶った
どうも、ありがとう!