やあやあ、久しいねえ
僕のこと覚えてたりする?
忘れるわけないだろ
お前と会ったの数日前だぞ
んで、今日は何の話だよ
今日はねえ、楽園についてだよ
こんなに全面的に出していいのかー
って話になると思うけどね
たまには良いんじゃないかな?
まあ、良いか
俺は楽園なんて信じちゃいないぜ
あの園芸にゃ、手を出したくないからな
てか、みんなで楽園を創るより
宴を開いた方が良くない?
んんん、そりゃあよ
お前が訊きたいだけだろうが
アルコールに犯された脳に
妙な戯言を、な
でもソレで救われる人間もいるかもだし?
白状した方が楽でしょ
君だって僕の吐露で救われてる癖に
マトモな人間!
そう、これが僕だ。
素晴らしくないかい。
犯罪者に、なり損ないに、
そんな奴らの溢れるココで
僕は一般人だ。
「んな、ことない。
お前はマトモなフリした化け物で
ここに居るのは
化け物のフリしたマトモな人間。」
――そう言って欲しいんだろうなあって。
どうにも、思考がそちらへ傾く。
君に現実を渡すよ。
君は一般人だ。
わあ、やめてくれ。
そんなこと述べないでくれよ。
人間の性に従ってくれ!
どうか、どうか、悪人になれ。
君が善悪を押し付けてくれ。
なんだ、
欲を吐露した君は
やはり、変わらず、多数派か。
よく善悪は別に決まってないと言うけど
決まった世界の方が楽だと思うよ。
あぁ、聞いてもないか。
人間の性ってもんだ。
規則なんで破っちまえ。
生まれ持った才能なんだから
罰則も何も無視していれば良い。
そう思わないかい?
はあ?
それほど楽に生存できるなら
苦労という言葉なぞ、存在しないよ。
でも、それでもし
破壊神が生まれたなら
君は喜ぶだろ?
被害を受けたいと願うだろ?
全くもってその通り。
だけども、こう望んでることを
知られちゃあ行けないよ。
あぁ、そうだった。
君はその意図なく、偶然にも、
形骸化した人間になりたいのだったね。
―――駄目だ、吐き気がする。
性にあわないことはするもんじゃない。
僕はやはり、ルールに従わないと。
[追記]
不安定ながら投稿しているにも関わらず、読んでくださった皆さんに大感謝。僕の好きな対話形式のNo Nameさんを探すのは実に難しい。
桜散る頃に振られるなんて
あーあ、最悪だ
頑張って告白したんだよ?
わざわざバレンタインにさ
振られて君は潔く引いたのかい。
ああ、そりゃあね
嫌われたくないんだ
ただ、ひとつ言ってやった
―――君が思う程、君は影響力なんてない
こう、してやったり顔でね
わあ、そりゃ趣味が悪い。
的を得ているが、言われたくないなあ
でもさ
迷惑になる、好きだけど負担に…
なんて言われたら理解しても納得できないだろ?
いくらお世辞だろうとも
彼奴は確かに、他人を思いやれる人間なんだ
だからこそ、それで良いって?
君は残酷だなあ。
あの才能さえあれば
僕はきっと天才になれたんだ
きっと苦しく居れたんだ
だのに、才能がないお陰で―――
いやあ、そうかな。
そんなに才能が欲しいのかい?
誰もが屈するような才能。
そんなものあったって何もならないよ。
大抵、だ!
努力する才能をみんな持ってる
いや初めに渡されるものなんだよ
他は優劣あるかもしれないけど
じゃあ、君はそれをどこかに落としたのかな。
それとも捨てた?もしかして奪われた?
あー、そうそう
神様に奪われてしまったなあ!
支配もされず、強制もなく、
ただ肩に手を置かれただけだった ―――
…才能ってのは怖いね
人をこうも浪漫に溺れさせるんだから
僕は無神論者だけど願わずにはいられないな
君はその神のお気に入りらしい
早く飽きて捨ててくれないかなあ