satopiyo

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10/14/2024, 2:50:39 AM

ああ、子供のように思ったことを口に出せたら。

ああ、子供のように迷いなく行動できたら。

ああ、いつのまにか私は、
子供の頃にできていたことが
できなくなってしまっている。

君に何も言えないままで、大人になってしまった。

今日もまた、君を思う。

10/12/2024, 2:31:22 PM

放課後。
いつも通り君が教室の前で待っている。

後ろを歩いている私も今日は隣を歩けるだろうか。

いつかは君の姿の見えない隣を
同じ風景、同じ歩幅で、歩きたいと願った。

そんな祈りとも言えるような願いも
今はもうセピア色の記憶になっている。

この記憶は私には眩しいほどの、
それはそれは美しいセピア色に。

10/12/2024, 3:05:30 AM

窓ごしの空に君を思い浮かべる。

君とこの空を見てみたい。
君と綺麗な景色を見に行きたい。
君の隣を歩きたいと思ってしまった。

「この気持ちを人は…」

その答えをカーテンが遮る。



10/10/2024, 11:10:29 AM

二人がけのベンチに隣同士で座る

腰をかけてからずっと顔を伏せている君

なぜかは私にはわからない、
 だけど、いや、だからこそ、
  いつまでも待とうと思う。

   「君の答え」を。

私にはそれしかできないから

10/9/2024, 11:29:02 AM

到着したことを連絡する

携帯と出口を交互に見る

こうして二人で出かけるのは初めてだ。
うまく緊張を隠せるだろうか。

今日まで繰り返してきたイメトレを再び行う

そうこうしているうちにあの子の姿が見えてしまう

あぁ、" 始まってしまう "


ココロオドル私と終わりを悲しむ私

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