月下美人

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9/14/2025, 10:34:53 AM

君と見上げる月🌙


僕は月なんかよりも、月灯りで照らされている、あなたの横顔をずっと眺めていたい。


そんな時間を独り占めすることができたら、どんなに幸せだろうか。

9/13/2025, 2:12:10 PM

空白


一人でもある程度のことには満足できるようになった。


バーのカウンターで、自分とカクテルに酔う瞬間はたまらない。

たまたま見かけたお店で買った、あんぱんを一人で噛み締めるのは幸福だ。

レイトショーを見た帰り道、余韻に浸りながら、とりとめもないことを考える。



だが、ふと「空白」を感じる時もある。



この酒を飲む時に、あなたが隣にいてくれるなら。

自分ではなく、あなたが、あんぱんを美味しそうに頬張る瞬間を見たい。

静寂が響き渡る中、そっと手を繋いでくれるあなたがいるならば。


この「空白」は、あなたの形でしか埋めることができないんだ。他の何にも変え難い。代用できない。たった一つの特別なもの。代用なんかさせてたまるか。

自分の空白を1mmもずれることなく、これでもかと完璧に、埋めてくれる存在。

それが僕にとっての「あなた」です。

9/5/2025, 12:12:46 PM

信号

最近、一人で呑むことはなかったけど、コンビニの安い酒で寂しさを埋める日が増えた。

そのうえ、いままで辞めていた煙草もふかすようになった。

体にはとっては明らかに、赤信号だ。


でも僕の心はそれを求める。


つまり、青信号だ。


「健康に悪いよ?」


そんなのわかってる。


でも誰にも止める筋合いは無いと思う。


誰か僕の信号を止めておくれ。

8/13/2025, 12:03:09 PM

言葉にならないもの



個人的な体験談になります。というか、これから始まる物語と呼んだ方が響きがありますね。



いとまがある時に読んで頂けたら、幸いです。



私、今年で25になるのですが、なかなか他人を、そして、なにより自分を信じることができなかったので、歳を重ねるにつれて、人に対して深い感情を抱くことができなくなっていました。

そんな私に、稀有な出来事が起きました。

ある夢を見ました。一人の女性と仲良く話すという、長年叶わなかった欲望を如実に現していた夢でした。

ただ、いつもの夢と違う点は、起きた直後、高揚感?とにかく胸の高まりが抑えられなかったのです。ここまで、夢と感情がリンクする経験をしたことがなかったので、自分でも驚きを隠せませんでした。

そしてもう一点。その夢で逢った女性の顔が、なぜか鮮明に記憶として残っていました。普通、夢の中の人物は、靄がかかっているような、不確かな存在なのですが、今回は顔の特徴というか、雰囲気を確かに捉えることができました。

「あぁ。いよいよ俺も末期だなぁ。女性とは、夢で出逢うことしかできなくなってしまったか。」と、内心、コンプレックスが具現化しているようで、憂鬱でした。

そして、場面は変わり、私は新しい職場で働くことになりました。

いつも人とうまく馴染めず、自分を圧し殺し、周りにいつも合わせて生きてきました。それをもう一度繰り返すのかと考えると、初出勤であるにも関わらず、身体と心は、歩く動作に反して拒否していました。




そこで、一人の女性と職場の前ですれ違いました。





突然、既視感に襲われました。
「ん。あの人どこかで見たことあるような…」




そうです。夢で逢った女性だったのです。なぜそう言えるかと言うと、夢で感じた時と同じ感情が沸き上がったからです。夢のことなんて、一日足らずで忘れるのに、そこで逢った瞬間、その夢を思い出さずにはいられませんでした。



そして、なんと、その女性と同じ職場で巡り逢うことができたのです。



まだ会っただけで、特に発展などしていませんし、いつも期待すると、期待しただけ自分が裏切られるので、これ以上の話はまだありません。



でも、ここまで偶然のような出来事が起きると、「言葉では表現できない。でも、確かに、人智や自然を越えて存在するメッセージ」があるのではないかと思いました。


6/20/2025, 10:05:16 AM

好き、嫌い、


ありのままの自分は好き、でも人前では猫をかぶる自分が嫌い、


海が好き、でも人が集まっている海は嫌い、


夜が好き、でも独りで過ごす夜はどこか嫌い、


本音は好き、でも建前は嫌い、


自宅の鏡は好き、でもスマホの内カメは嫌い






今日はこのくらいにしておきましょう。

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