忘れたくても忘れられない
君の温かさ。
今でも鮮明に覚えてる。
君が好きだった時の思い出。
忘れたくても忘れられない
君との別れ方。
全世界を探しても君をもう見つけられないなんて
僕はまだ君を忘れる準備もしていないのに
─────『忘れたくても忘れられない』
やわらかな光がそっと私の目を覚ます。
寒くもないし暑くもない
今って丁度いい季節。
寝起きの私を起こすために
伸びをしてカーテンを開ける。
風が吹くと少し寒いけど
私には寒いくらいがちょうどいいから
今の季節が大好きだ。
窓から伸びる光が
水の入ったグラスに反射する
少し虹色に縁取られた瞬間が好き。
朝から浴びるやわらかな光が
私に今日も頑張る元気をくれる。
今日も頑張っていかなきゃね
─────『やわらかな光』
まだ生きてるんだ。
なんでだろう。
心臓の辺りに防弾チョッキなんか着て
また生きようとしたの?
私はもう人生の幕を下ろしたいのに。
私変だって。
生きたがりの私と死にたがりの私が居るの。
何かに秀でてる訳でもないから
静かに生きてるだけなんだけどね。
たまにつまらないと感じてしまうけど
死にたいとは思いたくない。
私はいつも私を殺そうとする。
鋭い眼差しをして殺そうとするの。
体は動かせないけど見るだけは出来るなんて
こんなの望んでいないのに。
鋭い眼差しをする死にたい私と
まだ生きていたい私の攻防戦が今日も始まる
─────『鋭い眼差し』
暗い空を高く高く飛ぶあなたに憧れた。
凛とした顔をしたフクロウさん。
人間の私は貴方にはなれないから
眺めてるだけ。
君にこの思い届くといいのに
─────『高く高く』
おめでとう、おめでとうごさいます。
今日はたくさんの人に言われるこの言葉。
まだ成人って言われても実感湧かないな。
子供って言われたら
大人だって言いたくなるけど
大人って言われたら
まだ子供だって言ってしまう。
子供のように自由でいたいけど
大人のようにかっこいい人になりたい。
─────『子供のように』