Na

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7/19/2024, 11:12:34 PM

彼女の視線の先にはいつも僕の兄がいた。

僕の方が先に彼女に出会っていたのに

彼女は僕の兄が好きなんだ。

彼女を目で追っているうちに

彼女の視線の先に兄が居ることに気付いた。

苦しかった

悔しかった

彼女の視線の先は僕が良かったのに





─────『視線の先には』

7/18/2024, 11:04:54 PM

人と違うのが嫌だった。

私だけ違う意見

私だけ選ばれない。

私が目立ってるとも思っていないけど

人と違うことは私にとって恐いことだった。

でもたまに思う。

私だけが

自分にとっての武器にもなること。

私だけの○○が

自分の個性,武器として

胸を張って生きていけると

良いなって私はそう思う。





─────『私だけ』

7/17/2024, 11:07:01 PM

五百円玉を落とさないように持っていった

あの駄菓子屋さん

カラフルなゼリーに

占い付きのガム

チョコレートに

スナック菓子

あそこは夢のような場所なのを覚えている。

あの日行った駄菓子屋は

今はもう無くなったらしい。

今空き地で子供のたまり場になっているんだって

あの駄菓子屋は私の遠い日の記憶でしかないけれど

叶うならもう一度行ってみたかったなんて思ってしまう





─────『遠い日の記憶』

7/16/2024, 11:05:21 PM

空を見上げて心に浮かんだことは

僕とは違うなってこと。

僕は汚れてるから

空の綺麗さに憧れたし羨ましいと思った。

僕は嫌な奴だから

許したと思ってもきっと

また嫌なことがあったら思い出してしまう。

僕もこの空みたいに綺麗な心をもてたらいいのに





─────『空を見上げて心に浮かんだこと』

7/15/2024, 11:06:53 PM

ねえ,もう終わりにしようよ。

そう言った彼女の声は震えていた。

彼女の声を聞いて誰も手を止めて居なかった

私を除いて。


やっぱここにいる人は皆壊れているの。

ヤバいことやってんのにね。

もう機械みたいじゃんね。

ねえ,2人だけでもここから逃げる?

終わりにしようよこんなこと。





─────『終わりにしよう』

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