彼女の視線の先にはいつも僕の兄がいた。僕の方が先に彼女に出会っていたのに彼女は僕の兄が好きなんだ。彼女を目で追っているうちに彼女の視線の先に兄が居ることに気付いた。苦しかった悔しかった彼女の視線の先は僕が良かったのに─────『視線の先には』
7/19/2024, 11:12:34 PM