初めての友だち。
明るくて可愛い女の子。
いつも隣にいてくれて
ペア決めも班決めも全部あなたと一緒
あなたが居るだけでよかった。
あなた以外誰もいらなかった。
ねぇ,あなたもそう思ってるよね?
ねぇ,あなたも私が居れば他はいらないよね?
二人ぼっちって幸せだね。
私はあなたに依存してるのかな?
依存してても良いよね?
だってあなたも同じでしょ?
違うの?
私はもうあなたを離さないよ。
─────『二人ぼっち』
目を開けるとそこは遊園地だった。
みんなに自分の名前呼ばれて私はみんなの輪に入った。
私はもうここが夢だと自覚した。
なぜならここに居るみんなは
もう居ないもしくは元気じゃないから
遊園地に行ける状態でもないのに
私はその景色を見ている。
それは夢でしかない。
夢とわかって居ても私は楽しんだ。
なんなら私はずっとここに居たかった。
でも必ず夢は醒める。
彼らが大好きで大切だった。
夢が醒める前に
みんなにサヨナラを言おう。
「みんなバイバイ」
目を覚ますとここは暗い部屋だった。
外では銃撃戦が繰り広げられて
夢と現実の差に落胆した。
でも私はこの戦いを停めるほどの権力も力もない
自分はどうしようもできないことだった。
今日を生きるのも精一杯の私は
またあの夢を見るために今日をスタートした。
─────『夢が醒める前に』
君といると心臓がよく動く
胸が高鳴る
君と居ると
このドキドキはいつ収まるかな
─────『胸が高鳴る』
この世は不条理なことで溢れてる。
そんなことに文句を言ったって
誰も応えてくれないし
何にもならないし
不満だけが残っていい気分にならない。
嫌な世界になってしまったね
─────『不条理』
泣かないよ
泣いたら負ける気がしちゃうから
泣かないよ
強い子だもん
泣かないよ
お姉ちゃんだもん
泣かないよ
でも時々泣きたいよ
でもきっと泣かないよ
─────『泣かないよ』