2/25/2024, 11:07:06 PM
友達と言い合いして別れた翌朝
物憂げの空が私を待っていた。
いつもは登校も一緒に行っている時間だけど
自分は1本電車を遅らせた。
こうしてるとなんだか
意地を張ってるみたいで
まだ子供だななんて思ったりもする。
でも電車1本遅らせたくらいでは
あの子と顔を合わせないといけない。
だって同じクラスで隣の席なんだから。
こうなるくらいなら
早く謝ればよかった。
なんでこんなことになったんだろう
なんて色々考える。
そんな考えもう遅いって分かってるのに。
物憂げの空が今も私の心情を表していた。
─────『物憂げの空』
2/24/2024, 11:39:11 PM
私のお腹に小さな命が宿ってるって
信じられない
彼との子
大事に大切に育てようね。
君も私との子を
大事に大切に育てよう。
ちゃんと生まれてきてね。
─────『小さな命』
2/24/2024, 12:16:49 AM
I Love Youとか
月が綺麗ですねとかじゃなくて
ストレートに好きって言って欲しいのは
わがままかな?
君からのI Love Youも
月が綺麗ですねも
嬉しいけど
好きの2文字は
まだ聞けてない。
今日は言ってくれるかな。
─────『Love you』
2/23/2024, 12:24:37 AM
太陽みたいな君を追いかけた。
こんな僕でも君は見つけてくれた。
優しくて温かくて居心地が良かった。
だから君を好きになった。
でも君を困らせてしまうから。
僕は君に告白できない。
─────『太陽のような』
2/21/2024, 11:18:49 PM
いつからか僕たちは青い空を見ることが無くなった。
いつも空は厚い雲で隠されて
道はいつも煙でモヤがかかっている。
空気中には色んなウイルスが飛んでいて
ある一定の年齢を超えると
みんな病気にかかる
だから大人たちは
0からの都市を作り始めた。
そこのエリアだけは
空気が以前のように綺麗らしい。
しかしそのエリアは
僕たちのような一般人は入れない
どれだけ抗議したって
みんな話を聞いてくれない。
世の中は不平等だ。
─────『0からの』