Na

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11/13/2023, 11:15:15 PM

BARで見かけた女性が僕には魅力的に見えた。

「ねぇお姉さん一緒に呑まない?」

「えぇもちろん。」

彼女は美しく笑いながら僕に応えた。

何故か名前を聞いても教えてくれなかった。

僕の質問に彼女はあまり応えることは無かった。

でも彼女は別れ際

周りの音が大きくなった時

「また会いましょう」そう言っていた。





─────『また会いましょう』

11/12/2023, 11:18:03 PM

「あいつといるとスリルを味わえる。」

「確か甲斐谷って奴だ。」

「普段は大人しいんだけどね。」

俺はスリルを感じたい。

刺激が欲しいんだ。

ある人に甲斐谷っていう人の居場所を聞いた。

その場所にいたのは

ヨレヨレの服を着た薄汚い人だった。

甲斐谷さんですか?

その言葉に「おう」としか返事をせずに

寝転がっていた。

弟子入りを申し込んだがいい返事は聞こえなかった。

だが追い出されもしなかったので

スリルを感じるまで俺と甲斐谷との共同生活が始まった





─────『スリル』

11/12/2023, 12:22:22 AM

飛べない鳥が見つけたのは大樹

飛べない翼が使えるようになるまで

大樹で休むことにした。

その大樹はどんな嵐からでも

守ってくれているような気がして

飛べない鳥は安心して休むことが出来た。

今ある不安も全部

大樹が包んでくれているような気がして

使えない翼が飛べるようになるまで

きっと使えるようになっても

きっと鳥はそこから離れないだろう





─────『飛べない翼』

11/11/2023, 12:05:55 AM

5時30分

少し明るくなり始めた景色が好き

お昼すぎ

太陽が真上に上がって影が下にあるのが好き

16時40分

日が落ち始めて空が赤くなるのが好き

日に当てられてススキが黄金に輝くのが好き

時間が出来たらゆっくりと見ていたいね





─────『ススキ』

11/9/2023, 11:08:26 PM

夢で見たあのシーンがやけに鮮明に残ってる。

「俺たち別れよう」

その彼の声が脳裏に焼き付いていて

せっかくの付き合って1年記念日なのに

今日の目覚めが悪いなぁ

確か夢で居た場所は近くの公園

もみじが落ちていたから秋なんだと思う。

私彼と別れちゃうのかなぁ

こんなの夢なんだからなんて

嫌な思考を切り捨てられたら良かったのに

こんな夢早く忘れてしまいたい





─────『脳裏』

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