7/5/2023, 11:13:19 PM
「下を向き続けたらいい事なんて見つけられないよ
上を向かないと
いい事探してるんだよね
ほら上を見て」
優しい声が私を包む
優しい声につられて上をむく
「今日は星が綺麗だよ」
空いっぱいに星が散らばってキラキラ輝いていた。
─────『星空』
7/4/2023, 11:02:17 PM
私たちが産まれたことが意味があるのかなんて
私たちが考えても意味が無い
だって答えは見つからないから
きっと神様だけが知っていることなのかも
それなら無理に知ろうとしなくても
知らない方がいいのかも
─────『神様だけが知っている』
7/3/2023, 11:04:20 PM
たとえ暗い道が続いて先が見えなくても
きっと進んでいけば明るくなっていく
この道の先に明るい未来があると信じて
私は進む
─────『この道の先に』
7/2/2023, 7:14:40 PM
あの日のことを忘れない
それは日差しが強い日
アスファルトという名のフライパンで
私の腕や足を焼かれると思い込むような暑さだった日
私は綺麗な女性を見た。
女性は暑さを感じさせない涼しそうな顔をしていた。
歩き方もほかとは比べ物にならないくらい
洗礼されていたようだった。
私もあの女性のように綺麗な女を目指すべく
歩き方を意識して変えようとした。
意識すればするほど変になってしまう。
困った困った。
暑く照りつける太陽の下
私は綺麗な女を目指すべく
密かな特訓が始まった。
─────『日差し』
7/1/2023, 11:22:26 PM
窓越しに見えるのは赤い靴を履いた女の子
隣の家の子で
いつも庭に出て遊んでいるみたいだ。
僕は生まれてから
体が弱いから外に出ることは許されない。
正直彼女が羨ましい。
窓越しに見えるのは彼女の笑顔
窓越しに聞こえる彼女の声
窓越しに見えるのは近いようで遠い彼女の姿
話すこともなかったのに
君のことが気になってしまったよ。
いつか窓越しじゃなくて正面で話がしてみたいな
─────『窓越しに見えるのは』