1年前のあの日
君と出会って
今隣で過ごしてくれるなんて
思ってもなかった。
君は1年前よりも
可愛いを更新して
僕に好きという感情を大きくしてくれる
1年前君と出会えてほんとに
良かった
─────『1年前』
好きな本?
沢山あるよ
実際には体験できないことが
想像出来て楽しいから
あなたの好きな本は何?
─────『好きな本』
告白の返事は先延ばし
真剣に考えて言ってくれたんだから
私も真剣に答えないと
彼への応えが見つかるまでは
彼に返事は伝えない
あいまいな空が私を飲み込んでしまいそう
いつか雲ひとつない空が広がるまで
私の心も靄がかかる
─────『あいまいな空』
あじさいは、静かな庭園に咲いていた。
その壮大な花房は、淡い紫色に染まっていた。
雨のしずくが、葉っぱについているのが見えた。
風が吹くたびに、あじさいの花が揺れ、
その美しさが増していた。
庭園の石畳を歩くと、
あじさいの甘い香りが鼻に抜けた。
小さな蜂たちが、花房に飛び込んでいく。
その音が、静寂に溶け込んでいく。
あじさいの花びらは、美しいシルクのように見えた。
朝日が照りつけると、光が花びらに反射し、
まるで宝石のように輝いていた。
それを見ていると、心が洗われるような感覚に陥った。
あじさいの花は、常に、その美しさで
人々を魅了していた。
その花は、柔らかい色合いと、優雅な形状で、
人々の心をとらえていた。
それは、まるで花が自らの美しさを
自覚しているかのように思えた。
あじさいが咲く庭園は、
まるで異世界のようだった。
そこには、優雅で静かな雰囲気が漂っていた。
あじさいの美しさに包まれると、
日常の喧騒を忘れ、心が落ち着いていく。
─────『あじさい』
あなたの好きなところ
笑顔が素敵なところ
あなたの嫌いなところ
その笑顔が私に向かないところ
あなたに私のことを見て欲しい
─────『好き嫌い』