何が天国で何が地獄か
そんなこと誰も分からない
何をしたら
天国に行けるのか
何をしたら
地獄に行くのか
分からない
なんで天国と地獄があるのだろうか
私には全然分からない
─────『天国と地獄』
「ねぇパパぁ,ママぁ。月が大っきいよ!」
可愛い手が私たちの手を引いてベランダに出た。
「ほら!大っきいね!」
満点の笑みを私たちに見せてくれる
「ほんとだね!」
「おぉすごいね。」
私たちの反応を見て
にこにこ笑った小さな君は月に手を伸ばした。
「何してるの?」
「こうしたらね、とどくかなって
でもね、とどかなかったぁ」
少し残念そうな様子の君に私は言った。
「願い事なら届くんじゃない?」
「ほんと?
じゃあ、ねがいごとする!」
月の綺麗な日には
みんなでねがいごとしたいな
次もみんなで願い事しよう
─────『月に願いを』
ある日の午後、空は灰色の雲で覆われ、
しばらくしてから、静かに降り始めた雨が、
いつまでも降り続いていた。
雨粒は窓ガラスに打ち付ける音を立てて
道路は水たまりで一面に覆われ、
人々は傘を差して歩いていた。
風も強く、街は静寂に包まれた。
そんな中、彼は自宅の窓から、
降り続く雨を眺めていた。
彼は本音を話せなくて悩んでいた。
悩みを解決する事も
相談に乗って解決策を出すことも
彼の心はどこか憂鬱で、
やろうにもやれなかった。
雨音がますます彼を落ち込ませるようだった。
─────『いつまでも降り止まない、雨』
最初はホントに不安だった。
信じられる友達がいなかった。
誰かを信じてみたかった。
君たちは私の不安を無くしてくれた。
あの頃不安だった私へ
大丈夫。
私の近くには支えてくれる友達が居るよ。
─────『あの頃不安だった私へ』
逃れることのできない、
縛り付けられたような呪いに囚われているという感覚。
それは、人を深い淵に引きずり込むような、
強烈なものだった。
この呪いは、
まるで鉄の鎖のように絡みつき、
自由を奪い去ってしまう。
その影響は、どんな人物であろうとも同じように、
強烈に現れてしまう。
そして、その呪いから逃れることはできない。
どんなに努力しても、
自由を取り戻すことはできないのだ。
それほどまでに、その呪いは人を支配している。
この呪いによって、
彼は自らが本来持っていた素晴らしい
才能を失ってしまう。
そして、自らを見失い、深い孤独に陥ってしまう。
そのような状況下で、
彼は必死に呪いから逃れようと試みる。
しかし、その努力も虚しく、
結局はその呪いに取り込まれてしまう。
このように、呪いは、非常に深いものである。
その恐ろしさは、言葉に表すことができない。
─────『逃れられない呪縛』