つい最近まで満開だった桜は
もう散ってしまったみたい。
もうちょっと桜を見ていたかった。
なんて思ってしまうのは
きっと桜がみんなに飽きられる前に散ってしまうから。
そこが少し残念でそれでもとても美しいなんて
とても魅力的だと思う。
桜散る瞬間まで綺麗で
みんなを楽しませてくれる。
そんな春が私は好き
─────『桜散る』
苦しいなら、自由になりたいなら、
ここが嫌なら逃げませんか?
私と一緒に
そんな声がして私は顔を上げると
男にも女にも見える人が私の答えを待っていた。
1人は不安でも
誰かと一緒なら
いきやすいでしょ?
そう言って笑うあなたはなんだか魅力的だった。
ここではない、どこかへ貴方と
苦しいことも、嫌なことも
あなたと居たらそんな気持ちなくなりそう
初めましてのあなたと知らない場所へ行きたいなんて
なんだかおかしくなっちゃったみたい
新しい景色をあなたと見たい
─────『ここではない、どこかへ』
君に赤いチューリップを贈る
花言葉は愛の告白
僕には君に告白することなんてできない
だって貴方には彼氏の枠は空いてないから
少しでも気づいて貰えるといいなって
チューリップを贈ったけど
この想いはきっと届かない。
僕相手では見ることが出来ない
とびっきりの笑顔
その顔をさせるのは僕が良かったけど
君はとっても幸せそう
僕は君が幸せなら
この思いが届かなくてもいいかもしれない
なのに涙が流れるのは何故だろう
さようなら僕の恋
大好きな、大好きだった君へ
幸せになってね
─────『届かぬ想い』
あの子には彼氏がいるみたい。
でも俺は不思議なことがある。
彼女は日に日に怪我が増えてる気がするんだ。
「ねぇ、毎日怪我してない?」
「えっ...そう...かな?」
彼女は苦笑いをして答えた。
「ほんとに何にもないの?」
彼女は少し暗い顔をして小さく頷いた。
そんな姿はとても幸せそうには見えなくて
どうすることも出来ない俺は苦しくなった。
神様へ
どうかあの子が幸せになるように
未来を変えてください
俺はあの子が幸せになって欲しい
俺だって彼女が好きだから
─────『神様へ』
こんな天気にはお散歩したい。
きっといいこと起こるかも
運命の赤い糸で繋がった
あの人にも会える気がするの。
新しい出会いがあると信じて
「行ってきます」
─────『快晴』