空も海も赤く染めて沈む夕日
波はキラキラと反射して綺麗だった
そこにはいらないものなんてなくて
そこだけが 何も考えないで居られる
唯一の場所だった
この景色を次はあなたと見に行きたいな
─────『沈む夕日』
君はずっと嘘かホントか分からない話をする
嘘なの?ホントなの?そう聞いたことがあった
君は笑ってどうでしょう?なんて言っていた。
その表情は僕をからかっているみたいで楽しそうだった
彼女は重要な話はしてこない。
つまり僕はただの暇つぶしに
付き合ってるだけなんだろう。
そう思うと僕は悲しくなった。
あの日突然彼女は言った。
「私あなたのことが好きなんだよね」
僕はまた彼女お得意の嘘だと思って君の顔を見る
頬を真っ赤に染めながら僕をまっすぐに見る君
僕には嘘をついてるように見えなくて僕は驚いた
目を見開いて君の目を見つめると
「なんかいってよ」
なんて目を逸らしながら言っていた。
君がそんな表情をするなんて僕は知らなかった
なんだか胸が熱くなった。
「僕も君が好き」
君が話すことは嘘かホントか
僕はもう見分けが着くかもしれない
─────『君の目を見つめると』
上を見上げたら空いっぱいの星
今夜も誰かに見られる輝く星は
綺麗でいつまでも見ていたい
今夜はこの空の下であなたと語りたい
いつもは話さないこともお酒を入れて話してみない?
1度でいいから
星が視界いっぱいにうつる場所に
2人で行ってみたい
星空の下で話す私たちにいいことがありますように
─────『星空の下で』
たまにはぶつかり合うのもいい
本音で語り合うのもいい
それで関係が変わっても
僕たちはきっと大丈夫
自分がしたいことを出来れば
それでいい
─────『それでいい』
1つだけ願いを叶えてくれるなら何を願う?
私はあの子の幸せを願いたい。
あの子を可哀想なんて目で見たくない。
逆に嫌な思いをさせてしまう気がしてるから。
あの子は事故で両足を失った。
神様がいるなら尚更
残酷なことをしていることに気づいて欲しい。
私たちが自由に歩くための足が機能しなくなるなんて
自分にはその辛さがわからない。
口では「大丈夫」なんてすぐ言える。
そんな事じゃなくてあの子が1番幸せだと思う
本心の願いを叶えて欲しい。
もしそれが「死」だとしたら私はそれを叶えたくない
だって貴方には生きていて欲しいから。
苦しみをぶつけていいよ。
半分こしよう。
いつまでも君を支え続けるよ。
─────『1つだけ』