木弓るん

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5/31/2024, 1:31:48 PM

無垢

屈託なく笑う君
何も知らず、何もわからずに
だからこそ
僕にも無邪気に手を伸ばしてくれる

綺麗な君
まだ何物にも染まっていない君
君を守りたい
黒く染まった傷だらけの僕の手で
君を守ることが許されるだろうか?

君を何にも染めたくない
君には無垢なままでいて欲しい
僕のエゴだってわかっている
それでも
君には何も知って欲しくないんだ

5/30/2024, 11:32:38 AM

終わりなき旅

息を弾ませて到着した山頂から望む景色は
とてもきれいで感動的だった

慣れ親しんだ町も見下ろせば
知っているようで知らない世界
遠くを見れば
まだ行ったことのない山も見える

次はどこに行こうか
何をしようか

僕の人生という名の旅は
終わることがない

5/29/2024, 11:47:31 AM

「ごめんね」

別に君をだますつもりじゃなかった
こんなに深い仲になるつもりじゃなかったんだ
なのにいつの間にか君は僕の側にいて
僕は君に惹かれていた

いけないことだとわかっていた
何度も止めようと懐った
なのにこの想いを止めることができなくて
お互いに深く傷つくことわかっていたのに

もう行かなきゃいけない
現実を知らされてしまったから
もう君の側にはいられない
君のこと裏切らなければならない

怒ってくれていい
僕のこと嫌いになってくれていい
だから泣かないで
僕は君を裏切った悪い男なのだから

5/28/2024, 10:15:09 AM

半袖

雪が溶けて徐々に暖かくなり
そろそろ春物が欲しいなとお店に立ち寄る

並んでいる可愛いお洋服は
どれも半袖でこの時期にはまだ早い
どうしてこの季節
来たい服が並んでいないのだろう

そもそも私は半袖が苦手だ
春先は寒いし
夏は腕が焼けてしまう
夏でも着れる薄手の半袖が並んでいれば
どんだけリピートしただろうか

だけど半袖のお洋服は
不思議とみんなデザインが可愛くて
ついつい買ってしまうんだよね

こうなってくると
薄手の長袖の羽織物が欲しくなる

私の着るものとの戦いはまだまだ続く

5/27/2024, 10:59:18 AM

天国と地獄

通り抜ける風に、目を細める
空は明るく、風は心地良い

ようやく
天国のような平穏を手に入れた
そう、実感できる

あの頃の苦しさ
理不尽な悲しみ
地獄だったあの日々は
もう過去のもの

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