木弓るん

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1/7/2024, 10:59:29 AM



舞い降りる白い妖精に歓声を上げる君
北の国では珍しいものではないのに
それでも君は無邪気にはしゃぐ

明日には街は白く染め上げられるだろう
今ははしゃぐ君も
歩きにくい滑ると文句を言うだろう

雪はふわふわひらひらと舞い続ける
君はふわふわくるくると舞い踊る
僕はそんな君と雪を穏やかに見つめている

1/6/2024, 10:13:05 AM

君と一緒に

やりたいことがあるんだ
よければ君に手伝ってほしい
君と一緒にやったほうが
きっと楽しい

美味しいお店があるんだ
よければ君に来てほしい
君と一緒に食べたほうが
きっともっと美味しい

君のことが好きなんだ
君も同じ気持ちなら嬉しい
君と一緒に過ごす日々は
きっとずっと幸せになれる

1/5/2024, 10:47:25 AM

冬晴れ

外に出た瞬間眩しさに目が眩む
見上げた空は青く雲一つない
夕べから降り続いた雪は道一面に積もり
陽の光をきらきらと反射している
気温の低さも相まって
全てが透き通った幻覚のような光景だ

白い息吐きながら雪かき分けて歩く
天気は良いがとにかく寒さが身にしみる
あんまり待たせては君に申し訳立たない
今日は絶好のデート日和だ
早く君を迎えに行こう
きっと今日の君も
眩しくてきらきらした冬晴れだ

1/4/2024, 11:50:33 AM

幸せとは

あなたは幸せですか?

クラスで成績トップだったあなた
有名企業に就職したあなたは
いつの間にか同僚と結婚して
子持ちの母になっていた
誰もがうらやむような
お手本のような幸せ街道まっしぐら

なのに
幸せそうに見えないのはどうして?

私は幸せに見えますか?

勉強できなかった私
就職できなくていつまでもフリーターな私
毎日ギリギリの暮らしだけれど
好きなものを見つけて
一緒に語れる仲間がいて
毎日がとても楽しい

幸せなんて人それぞれ
だからせめて
日々に幸せを感じて生きていきたい

1/3/2024, 10:46:03 AM

日の出

緊急対応に追われ一段落ついたときには
もう長い夜が明けようとしていた

思い立って時間を確認して
山の上へと車を走らせる

街とその奥に広がる海を見渡せる公園
いい時期には混み合うらしいが
今日この時間はさすがに貸し切りらしい

寒さに手を擦りながら車を降りると
待っていたかのように
海がほんのりと明るくなる

こんな光景を見れる日もなかなかない

頑張った自分へのご褒美のように
景色は綺麗に輝いていた

今日はいい日になりそうだ

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