一緒には行けないと
どちらかが見送って
そして完全に自由だ

目指した未来の未来
心ごと時間に運ばれ
見つめる先には君が

あの日の姿のままで
やっぱりついて行けば良かったかな
願いを託した爪先が
追いかけた日々よりずっと遠くまで

踵浮かせて歩く幼い少女を
憧れは一体どこへ連れ去るの

タバコの煙が行くみたいに
不安定な姿で世界に紛れる白

それが僕にもなり得る事
せめて孤独の先に人が居ますように

スタートはみんな同じだった。

一緒に走って、でも気がついたら、
後ろには誰も居なくなっていて。

止まれば会えるかもしれない。

ただ、そうすれば
もう進めない気がするから、
ただ走り続けた。

走ってさえいれば、
誰かが追いついて来てくれると、
そう、信じて。

だから俺は行く。

今日も歩みを止めず。

空を必死に真似て

隠そうとしている

乾く前の水溜りは

雨があった事の証

忘れる度思い出す

雨が残した七色と

どこまでも広い空

ハートが全力疾走
ジャンル分けなど不可能
砂糖もしくは塩
それも良い
大人気分に浸りたい年頃