彫刻の花もどうせ崩れる
絵に描いたのならそれもいつか消える
音楽なんてもっと容易い
だけど僕らが生きてる間は永遠でいられる

広告看板がこっちを見ている
ヒーローの台詞すら疑うさ

偽物で溢れた人や街中で
ただ一つの本物を探している

みんな真似っこで息をしている
優しくされたきゃ　優しくなんなきゃ

妬み嫉み僻み恨み
宛名はどれもご自分に

まだ責めるのかい
どうすりゃ赦される

選べやしない
選んだ世界
全部君のモンさ
抱きしめなよ

袖振り合うも多生の縁

袖振り合って暇乞い

語ろうとしたら忘れてしまった、
朝方の夢のような喪失感を抱えて、
足跡を数え、そこに意味を探す日々。

まだ戻れるから、どこまでも行かなきゃ。

間違いより遥かに少ない正解を。
空に触れて、大地の丈夫さを知った夏の日。