10/16/2024, 4:02:27 PM
疑う事を覚えない掌に、
譲られた夢が根を張る。
それは、夜明け前に飛び立つ、
銀色を連れる鳥のよう。
10/14/2024, 10:58:57 AM
理想のために高い壁を作れば
登れなかった時に納得しちまうもんな
ただ昨日を真似るだけの生活も
ふとした瞬間に忙しく感じたりして
無性にやめたくなる
そういう場面はいくつも用意されてて
それでも続けたいらしいから
今日だって必死に抗ってる
10/13/2024, 3:15:50 PM
自分の顔を見たくなくて 割った鏡の中
沢山の知らない人が こちらを覗いてる
亀裂に触れた指に 出来た新しい傷
いつも通りの空 溜め息で曇らせて
涙は許されない それなら あの頃を取り戻したい
そんな顔をするなよ 目と目が合えば笑ってみせるさ
10/12/2024, 11:36:43 AM
自転車は下る
約束を持たない僕は
影の向こう
隠れる様に紛れた
雲間の斜陽が綺麗だった