あなたを知らない朝が来て
私はまだカーテンを開けない

これは続きだと解っている
だけど　どうやって息をすればいい

応えてよ

雨はどこからきて　誰の上を過ぎて

何を濡らして　どこへ行くのだろう

心が、見た事ないダンスで、
知らない誰かと勝負をしていた。

匂いも温度も　全部夢の中
もう　そこでしか　思い出せないこと

差し出された優しい手。
触れてもないけど、多分、温かい手。

戸惑いと恐怖と恥ずかしさとで、
力強く指で塞いで断った。

ただ構ってくれる事に、甘えていたいだけ。

消費期限があるとも知らずに。