野菜大魔王

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9/6/2024, 8:34:14 PM

時間は手を振って 進めと歌う 背中側
その理由を探すため 私は生きていく

側にいないとしても あなたには
あなたのいる世界を見付けてほしい

迷ったら そのままで
正しさより ただ前へ

選んだものに頷ける様に

9/5/2024, 6:37:31 PM

波打ち際に残された、夏の姿が消されていく。

耳に当てた貝殻が喋っている。

海に似た声で。

あれは魔法だった。

残響花火。

夏なごり。

9/4/2024, 5:29:26 PM

あなたが照らすから、

私の影が、ほら。

その眼にどう見えていますか。

9/3/2024, 5:15:29 PM

恐らく帰る人集り 太陽と月のバトンタッチ
その中で自分の影を見詰めていた
真っ暗に飲まれても 輪郭をまだ覚えている

前なら平気な事も ギリギリで保っている心
僕の影を踏んで過ぎる鳥の影に
どういうわけだろう 足と足の隙間 涙が落ちた

掬われるだろうか 救われるだろうか
一番星を見付けた 路地裏の窓は同じ黒

9/2/2024, 6:09:19 PM

どっかで拾った言葉ひとつ
信じたら杖に変わって
足跡を増やせると思うんだ

微かでまだ暗闇の方が多い
心の奥に確かに灯った
消えるまで頼りに紡いでく

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