7/11/2024, 2:43:39 PM
掌の上 ふたりだけの 小さな秘密基地
言葉に音はなくて それだけで充分で
既読の二文字 付かないLINE 何度も確かめる
付くはずないよ 解ってた 溜め息で曇った画面
7/10/2024, 5:29:34 PM
玉手箱を開けた様な気分で、私は覚醒した。
なぜと云って、
白河夜船で懐かしい人と会ったからだ。
何を話したかは解らないが、
多分、楽しかったのだろうという事だけは、
残された空っぽが教えてくれていた。
もっと話せばよかったな。
カーテンを開けて、昨日の続きから、今日を始める。
あと、どれくらいで忘れられるのかな。
あと、どれくらい覚えていられるのかな。
7/9/2024, 4:07:53 PM
他人が云う 「当たり前」
どうにも解せない それなのに
僕が押し付ける 「当たり前」
そりゃそうさ 僕もやっている事
7/8/2024, 6:33:34 PM
ふたりで覚えた唄も いつかは歌えなくなるけど
曖昧なメロディで 時々 口遊みながら行くね
なんでも無いのに ひとりにされた気がするのは
色々と貰い過ぎたから 或いはあげ過ぎたから
すれ違う街の明かり なんとなく横目に眺めて
このどれかひとつに あなたは居るのでしょう
僕が歌う唄が 今 聞こえますか?
7/7/2024, 3:55:00 PM
願いの欠片を筆に込め、神様宛ての手紙を書く。
二人のために星は退き、いつもよりも夜が暗い。
テレビが報じるお祭り、漂ってくる初夏の香り。