玉手箱を開けた様な気分で、私は覚醒した。なぜと云って、白河夜船で懐かしい人と会ったからだ。何を話したかは解らないが、多分、楽しかったのだろうという事だけは、残された空っぽが教えてくれていた。もっと話せばよかったな。カーテンを開けて、昨日の続きから、今日を始める。あと、どれくらいで忘れられるのかな。あと、どれくらい覚えていられるのかな。
7/10/2024, 5:29:34 PM