1/10/2024, 7:21:29 PM
道は真っ直ぐに伸びている。
ずっと、ずっと、只管真っ直ぐに。
歩いてみる。すると木が一本だけあった。
しばらく歩く。また木が現れる。
どうやら等間隔で生えているようだ。
1本目、2本目、3本目………
そうしていくらか歩くと、
それまで一本だった道が二つに分かれる。
20本目の木。その前には、看板が一つあった。
看板には何やら文字がある。曰く、
《警告》
一方通行です。
一度しか選択出来ません。慎重に選んで下さい。
←子供でいたいなら此方へ
大人になりたいなら此方へ→
1/9/2024, 7:14:06 PM
三日月が弓に見えた。
すると、矢は流れ星かしら。
1/8/2024, 12:23:38 PM
真っ赤な嘘を見抜かれて
青ざめた顔で彼は
自身が黒だと白状した
以上、戯言。
失敬。
1/7/2024, 8:02:18 PM
雪化粧の町はどこか幻想的で、
見慣れた道さえもワクワク冒険気分。
手造りの地図に、それっぽいコンパス。
勇者の剣に見立てた長いツララ。
門番と名付けた雪だるま。
白い息はドラゴンの咆哮。
友達がパーティメンバー、その全員が選ばれし勇者。
今となっちゃ、全員が勇者なんて、
おかしな組み合わせに思う。
けれど、どうしてだろう。
あの時みんな譲れなかったんだ。
設定はその場限り。次の瞬間には矛盾。
それでも精一杯考えた。
アニメ、漫画、ゲームを参考にした、
つぎはぎだらけ手造りの物語。
1/6/2024, 7:45:29 PM
君と一緒だったから、知れた事もある。
それと同じくらい、忘れた事だってある。