夢か現実なのか、
彼女にLINEをした。
だけど、スマホにはLINEを送った形跡は無かった。
友達と喧嘩をした。
だけど、友達とはいつも通りの仲の良さ。
母親に花束を渡した。
だけど、母親と喧嘩をしてしまった。
何処から何処までが夢で、何処から現実なのか、俺にはわからない。
星が溢れてしまうから
星には、星が溢れてしまうからそれをすくう為の雲が必要なの。
だから、人間でもそれは一緒。
悲しいから、涙が溢れてしまっても、涙が溢れてしまう前でもすくう人が必要なの。
放っとかれるほど、悲しいものは無いわ。
だから、…
だからさ…?
「貴方は私を"救ってほしいの"。」
安らかな瞳に
「はぁ!?!?!?アイツが…アイツが!?!?」
「だから落ち着いて聞けと言っているだろう。」
俺は突然学校から帰ってきた時に、親父に呼び出され、話をされた。
内容は最近幼馴染が海に行って、亡くなってしまったのでは…?と噂をされていること。
「冗談がキツイぜ?親父。あのゴリラが死ぬわけ無いじゃんw…で、何でそんな噂が回ってんだ?」
「俺も最近田中さんから教えてもらったことだ。詳しくはわからない。だが、アイツがここ何日も帰ってきてない事は事実っていうのだ。」
確かにここは田舎だから、変な噂がすぐ色んなところに回ってもおかしくはない。
だけどこれは流石に不謹慎だ。人が死んだなんて。
「取り敢えず、お前も気をつけろよ。海の水難事故はいつでもありえるからな。」
そう言って、親父はタバコを吸いに出ていった。
「はぁ……親父、俺もう知ってたんだよ。
アイツが死んでんの。海岸で死体を見ちまった。だけど俺は何も出来なかったよ。アイツの安らかな目を見ちまって。
"死体、大分早めに見つかったんだな"…」
また1から
勇者「ふぅ…やっと魔王を倒すことができたぁ…、色々な犠牲があったからそこ、この平和ができたんだろうな…」
そして勇者は自分のふるさとの村に帰った。
だけど、勇者は"何故か"また平和が壊れてしまった。
勇者は察した。
勇者「あ…セーブするの忘れてた…」
平穏な日常
「うぇいうぇい?笑」
「…………」
「うぇーい笑」
「…………」
「うぇーーーーーーい!!笑」
「黙れやゴラァ!!!」
「スミマセン」