だって俺等、友達だろ?
とある日に親友と大喧嘩をした。
俺は早くこんな喧嘩とか止めて、仲直りをしたい。
けど、彼奴と話そうとすると彼奴は顰め面をしだしたり嫌がったりする。
だから俺は考えたんだ。
「………、俺の事をどれぐらい殴っても良いからさ、仲良くしようや。」
「……分かった。」
話し合いで和解するだなんて、俺は全く思ってない。
だから暴力で解決する。
彼奴は無表情のまま、俺に馬乗りしながら顔を何発も殴る。
これで解決するなら俺は別に良い。
すると、さっきまでずっと殴っていた親友が殴るのを止めて、目に涙を浮かべ始めたんだ。
「何でっ…何でお前はっ…!!こんな解決をしようとするんだよっ…!!(泣)」
「これでしか解決が出来ねぇからだよ。」
そう言って俺を抱きしめる。
「ごめんっ…ごめんっ…!!!!!(泣)」
「…ふっw何泣いてんだよ。…次は俺の番だ。」
「えっ…」
この喧嘩は暴力で解決する。
なぁそうだろう?
何処にも書けないこと。
俺には、見たことのない記憶が存在している。
その事を存在と言えるかどうかも、俺にはわからない。
だが、見たことのない記憶が俺の中にある。
「知らない記憶…、?何それw面白そう!w」
都市伝説とか、存在しなさそうなものを好んでいる友達に言ってみた。
俺が言った瞬間パソコンで調べてた。
「何でお前は、それを記憶と言えるんだ?」
痛い所を突かれてしまった。
「いや~さ、…なんというか、俺が生まれてからの記憶と…」
「うん…?」
「最後の記憶があったからなんだ。」
時計の針は無情に進む。
どれぐらい悲しんだって、苦しんだって、時計の針は無情にも進んでいくだけだって。
それが物凄く悲しいことでも、時計の針がまた戻ることなんて無い。
ただそれを僕が望んでいるだけ。
溢れてしまったこの気持ち。
「ホントに○○は泣かないよね〜w」
「凄い。私には出来ないな、w」
尊敬されるような事はしてないはずだけど、多分褒められてもないだろうけど、
褒められると少し嬉しい。
「ふっwありがと。」
泣かない訳でも無いんだけどね。
周りがしょうもない事に泣きすぎなだけでしょ。
「感情もはや無い?w」
「私はすぐに泣いちゃうもんな〜w」
元々泣いたら殺されるような環境で育ったのも、関係してるのかな。
…、まぁ私はわからないや。
「!…泣いて良いんだよ、いや、無理しないで。」
「………」
溢れてしまったこの気持ちを君は拭ってクレタ。
君:いらっしゃい。僕くん。
僕:……、ただいま。
君はいつもここで、僕の事を待っている。
何一つ文句も言わずに、ずっと僕の側に居る君。
君:…、!疲れているようだね。コーヒー飲むかい?
僕の様子をすぐに察することが出来る君。
君:今日は天気が良かったね〜。明日も天気が良かっ
たら良いんだけどね。
僕:…、うん。
軽い世間話を進めてくれる君。
君:僕くん、無理はしたらダメだよ?ちゃんと、休ま
ないと。
僕:休む事なんて出来ないよ。休むとお母さん達に文
句言われるし。
君:…、そっか…。じゃあ毎日ここに来れば良いさ。
僕の心を一番に考えてくれている君。
……、なんて夢を見てたって、仕方が無い。
僕にとって、都合の良い君なんて、
"何処にも居ないんだよ"。