【普通 とは @#$@$#=_$$#%】
「音楽ばっかりしないで、"普通"に勉強して、"普通"の会社につけば良いんだぞ?」
まただ…、
「同性が好き、!?何バカな事を言ってんのよ、貴方は"普通"に女性が好きでしょ?ほら、早く勉強してなさい。」
はぁ…、
「お前何で小さい子と遊んでたんだよwやっぱりお前は何か"普通"じゃないよな〜w高校生は"普通"、同級生とかで遊ぶんだぞ?」
何でなんだよ…、
「"普通"はさ〜w」
「"普通"こんな事ぐらい出来るんだぞ〜?」
「何それ。気持ち悪い、何で貴方は"普通"じゃ無いの?」
は…。
【キーンコーンカーンコーン】
「最近お前、暗いっていうか…、何か悩みでもあるのか?相談聞くぞ?」
「……、おい、…先生ならよ、普通について俺に教えてくれよ。俺が納得するまで。」
ボクは花束を。
ボクは花束を持って、走って、走って、
ずっと、ずっと…、夜道を走り続けたんだ。
キミという人間に会いたいが為に。
意味も無いのはボクだってとっくに知ってたさ。
だけど、ボクはその意味の無い事を…、
意味のある事に変えたかったんだ。
今日もボクの目の前に来て、キミは、
ボクよりも泣きたそうな顔をしているんだ。
「今日も来たよ。、、ずっと忘れないからね。」
そうして、ボクはいつも
"墓場"
でキミを見て、待っているんだ。
その場から動くことの許されないボクは、キミが来てくれるしか、
会える方法が無いんだ。
----一応の解説----
夜道を走った=天国でも地獄でもない真っ暗な場所
走り続けた=死んだことに気付いていなかった
意味の無いことはボクにも知ってた=死んだ事に気づいてしまった
花束を持って、走って、走って、=何かしらの方法でキミに花束を渡したかった
ずっと…=事故か何かに会い、少しの時間が経った
お前が___
浮気というバカな事はしないとわかっていても__
どうしても…、
「不安になってしまうんだ…。」
-安心と不安-
貴方の優しい瞳の中で。
毎朝、毎日、毎週、貴方の瞳の中が好きな私。
優しくて、だけど何処か物悲しくて、
だけどそれを覆い隠すような瞳の温かさ。
貴方の性格が好きな訳では無い。
子供っぽい性格で、私と付き合って間もない時から浮気性な貴方。
私は貴方の事なんて、殺しちゃうぐらい嫌い。
だけど、貴方の瞳の中は好き。
「そんなに見つめてきて、どうしたの?w」
瞳の中が好き
というだけで、ずっと浮気性な事を知らないフリをしながら付き合って居る私。
それが浮気した女にも見せてると考えると、今にも
グサッ
と殺しちゃいたい。
だけど、ここは我慢する。
別れちゃったら、一生貴方のような瞳の方に出会う事は無いと思うから。
「…ずっと一緒に居たいなぁ…。」
「大丈夫だよ。俺はキミの"瞳の中に居るから"。」
正夢
「昨日さ〜笑 めっちゃ変な夢見たんだよね〜笑」
とある話が続かなくなった時、友達がそう言ってきたのだ。
「へ〜笑 どんな夢だったの?」
「おっさんがさ〜笑 あの、笑 かつらを飛ばされてる夢、笑」
正直ちゃんと聞いていなきゃ聞こえないぐらい笑っていて、僕もその笑いにつられてしまった。
友達はずっと楽しそうに知らないおっさんがかつらを飛ばされてる夢について話していたのだ。
「僕もね〜昨日夢見たんだよね〜笑」
「え〜!そうなん!?どんな夢見たん〜?笑」
「お前が死ぬ夢。」