終わらなかった連鎖。
全てが終わった日。
今まで語り継がれてきた呪いは、今日で決着を打つことに成功したのだ。
人々もその事には皆感激したのだ。
だけど、その代わりに俺の大切な親友が死んでしまったのだ。
「終わったよ…、お疲れ様。」
彼奴は呪いの連鎖の犠牲となってしまった。
救いの手も見つからなかった、本当に俺はその事を後悔した。
何か方法があったんじゃなかったのかって、今でもそう考え続けている。
血まみれになった俺の左腕には、彼奴がいつも身につけていたスカーフがまるで一生終わらない呪いのように
縛りついていたのだ。
美しい。
「鏡よ鏡、世界で美しいのはだぁれ?」
私は今日も鏡にそう訴えかける。
そして、鏡は毎日私に変わらずこう言ってくる。
「それは貴方様です。」
人々は皆、私を悲しい人だと思われる。
だけど私が世界で一番美しいのは、本当の事。
悲しいもクソも無いでしょう?
だって、私一人しか居ないんだもの。
私が世界で一番美しいのは、当たり前のことでしょう?
ただの一目惚れ。
特に目立つわけでも無いけど、目立たないわけでも無いあの子。
誰かだけに優しくするとかじゃなくて、ちゃんと皆平等に接している所。
ずっと笑顔で皆に接している所。
言葉遣い荒く感じたりもするけど、結構ウザく感じたりもするけど、ちゃんと人には優しい所。
普通に顔がカッコよくて、髪の毛もサラサラ。
体育が終わった時に暑くて服をパタパタしている時に、腹チラをする所、髪の毛をかき上げる所。
笑顔が可愛い所。
髪の毛が長かった時に髪の毛を不意にほどく所。
勉強は苦手なくせに、運動神経だけが異様に良いこと。
「俺はお前が骨になっても愛することが出来るよ。」
「え…、何で俺なの?」
どうして
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして
トイレットペーパーが無いの…?
大人になるという事。
今日は別に予定とかあるわけでもないし、
何なら家を出る気も無いし。
今日の天候も雷だって鳴ってるから、
家を出る意味も全く無い。
気温だって、温かいわけでも無いから、
布団から出るなんて考えられるわけもないし。
友達も居ないから、
ゲームも1人でするし、
一応帰省したけど、
親と特別仲良い訳でも無いから話さないし、
金無いから、
何処にも出掛けられないからずっと家に居るし、
「ちょっと買い忘れた物あるから買ってきて〜」
恋人なんてものも居ないから、
クリスマスはずっと仕事してたし、
【ガラガラ~】
「いらっしゃいませ~」
残業をしたって、
褒めてくれる人も居ないし、
何をしたいとか、俺には何にもないし、
「これが大人になるっていう事か〜」