サマヨイ

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10/20/2024, 10:08:12 PM

テーマ:始まりはいつも

後日更新予定

10/20/2024, 8:02:53 AM

「別れ」

いつからだったか。

私と彼の間に亀裂が入ったのは。

覚えてなんていない。

気づいたら、そうなっていたのだから。


付き合い始めた頃は別れるだなんて思ってもいなかった。

ずっと、この人と一緒に生きていくんだろうと心の中で思っていた。

でも、そんなことは無かった。


デートの時はいつも服とか髪とか褒めてくれたり、

車道側を歩いてくれたり、

帰りが遅くなると家まで送ってくれたりしてくれた。

学校生活では登下校は一緒に、

移動教室の時も一緒、

選択科目も一緒のやつを選んだ。

いつでも、どこでも、私に優しくしてくれた。

それを私も彼にしていた。


違和感を感じていたのはいつだったか、

それすらも覚えていない。

でも、私も彼も、

どこかしらのタイミングで違和感を感じていたのは分かる。


デートの時に服や髪を褒めてくれることはなくなり、

移動教室は別々で行くことが多くなり、

一緒にいても楽しいと感じることが少なくなってきた。



『ねえ、別れよう』

彼の口から一言。

「うん、私もそう思ってた。」

私の口から一言。


こうして、私たちは別れた。

さようなら、恋人。

どうかお元気で。



テーマ:すれ違い
※創作

10/18/2024, 1:54:29 PM

テーマ:秋晴れ

後日更新予定

10/17/2024, 10:20:21 AM

「片思い」

高校時代、ずっと想いを寄せていた相手。

それが私の忘れたくても忘れられないもの。

ある夏の日、趣味が合う同士で仲良くなった。

彼は私の所属する部活に入り、より一層関係が深まった。

それ以降、一緒に帰ったりLINEで話すことも多くなった。

そして、気づいたら「好き」という想いが心にあった。


放課後遊びに行った時、通話した時、一緒に写真を撮った時。

貴方と一緒にいる時は、常に胸を高鳴らせていた。

もっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい、そう思う数は日に日に増えていった。


ある時、ついにその想いが爆発した。

「この気持ちを伝えたい」

彼の誕生日に合わせ、プレゼントの中身にひっそりと恋文を忍ばせた。

その日、彼と通話をした。

「ノーコメント」

彼の答えはそれだけだった。

嫌ならはっきりNoと言えばいいのに、彼の優しさがあってか私を傷つけないように言わなかった。


その日以降、彼と私の距離は離れていった。


高校を卒業した今でも、まだ彼のことは忘れられない。

ずっと私の心の中で呪いのように残る彼。

でも彼の中ではもう、私は残っていないんだろうな。



テーマ:忘れたくても忘れられない
※想い

10/16/2024, 10:24:06 AM

テーマ:やわらかな光

後日更新予定

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