12/22/2024, 10:53:43 PM
【ゆずの香り】
冬の風物詩として
動物園のカピバラにゆず湯が振る舞われた
たわしみたい
テレビのモニターごしに思った
とたんにゆずの香りとシンクにおかれたたわしが思い浮かんだ
12/21/2024, 2:58:01 PM
【書く練習】
[ちょっといいもの]
夕食にあたった
今日はお休みします
食べなれないものはダメだね
12/20/2024, 2:42:46 PM
【ベルの音】
いつもどこかで音が聞こえる
小さな音だが、確実な聞こえる
鈴を転がしたような、金属のふれあう音
あれは私を呼んでいる
遠い世界から救いを求めているのだ
今にきっと迎えが来るはず…
その時、まばゆい光が広がった
ほら迎えが来たのだ
光の中目を凝らすと
カーテン をつかんだ母親がたっていた
いつまで寝てるの、学校遅れるよ
私は二三度まばたきをして、目覚ましを止めた
12/19/2024, 11:56:56 PM
【書く練習】
今日は仕事を休んだ
何か用事があるわけではないが
たまにこういう日を作る
12/18/2024, 2:43:37 PM
【冬は一緒に】
一人でウォーキングした
夕方だか、すっかり暗くて、そとは冷えきっていた
道すがらすれ違った自転車が、500メートルほど先で止まっていた
足早に通りすぎる
すると自転車は私を追い越して見えなくなった
勘違いかと安堵してウォーキングを続ける
角を曲がると見覚えのある自転車が止まっていた
心臓がどくんと跳ねる
通りすぎる勇気もなくて、踵を返し違う道へいく
少し遠回りだか仕方ない
もうすぐ家だ、安堵の息が白く登った
きっと勘違いだ、自意識過剰だったのだ
すると自転車が私を追い越していった
同じ自転車だった
息が引っ込む
全身の毛穴がから汗が吹き出た
心臓がばくばくと鳴る
家に向かって走った
白い息が大量に夕闇に消えていった
冬になると、こういうことがよくある