9/7/2025, 12:44:21 PM
「僕は君が」
言い出した瞬間に
雨が突然降り出したから
その先を伝えられずに駆け出した
思い返すといつもタイミングが悪い
あの時も、あの時も、あの時も!
ふつふつと怒りが込み上げる
少し不機嫌な僕の濡れた顔を
君はハンカチで抑えながら
「いつもだよね」と笑った
君は雨にも僕にもやさしい
今度、ゆっくり伝えよう
「雨と君」
9/2/2025, 1:13:46 PM
新しい土地に来た
引っ越しは何回目かな、、、
その度に捨てるものがあって
増えるものもある
段ボールに囲まれて
ふと
"僕の人生の今は何章目くらいだろう"
を口ずさむ
今、僕は僕の人生のページをめくり
また新しい章が書き込まれる
「ページをめくる」
9/1/2025, 4:22:23 PM
子どもの頃
毎年祖父母の家に遊びに行った
田んぼの脇の用水路の水の冷たさ
青々とした稲穂にトンボが飛び交い
夜には満天の星と
数え切れないほどの蛍が舞う
おままごとをする私に祖父は優しく微笑み
眠る時は祖母がいつも桃太郎を話してくれた
もう二度とやって来ないあの風景を
ずっと忘れることがないように
こうして目を閉じて
時々時間を旅するんだ
「夏の忘れ物を探しに」
8/16/2025, 3:37:34 PM
私をおいて
彼は遠くの空へと羽ばたいた
次会えるのはきっと
夢が破れ去った時
君をおいて
僕は遠くの空へと覚悟を決めた
次会えるのはきっと
君を迎えにくる時
「遠くの空へ」