前から照らしてくれないと進めない、背中ばかり照らされたって自分の影しか見えやしない。
走るつもりで靴紐を結ぼうとしゃがんでも影はいっそう濃くなるだけだ。
先の見えない夕方時に走ろうとするから愚かなんだ。
次に朝が来る時はまた太陽は前から見えるはず、
きっと前途を照らしてくれる。
夜を特別にする方法はいくらか思いつくものの、皆に等しく訪れる物に元より特別な物など無く、だがしかし強いて挙げるとすれば、流れ星の見えた夜。
君はまだ怒っているのだろうか。
君は地震のように静かに長く、時に熾烈さを極めて怒るから、私はまだ少し、会うのが怖い。
怒り方は人それぞれだと思う。そして人は違うものを理解できない。
私はむしろ台風のように、最大瞬間風速ばかり大きくて長く続かないから、君が、私に笑顔を見せていた時でも心を震わせていたなんて知らなかったし、知りたくなかった。
言ってくれればよかったのに。きっとこう思ってるうちは君を理解できない。
大切な友人だった。何も言わずに突然縁を切られるなんて思ってなかった。君もそうだと思っていた。
まだ、ふとしたときに会いたいと思うのが君だなんて
きっと私だけがいつまでも現実を見れていない。
上手く年は取れているのかな。
物心ついた頃から人には
「良いお年を」なんて当然のように言ってるけど
未だに自分が上手く年は取れてる自信はない。
私にとって1年は何となく過ぎていくものだし、
それは学生だから仕方ないのかもしれないけど、
この先もきっと大晦日には
適当な大掃除をして親の作った年越し蕎麦を食べて
漫然と紅白を見て来年こそは、なんて意気込みながら
出不精な正月を過ごすんだろう、と思ってしまう。
あけましておめでとう。
今年は浪人年だから、努力が実を結べばいいな。
i gonna tell you that you must cherish your gloves because you perished our globe, unfortunately.