Sugar Lips

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12/11/2023, 11:13:10 AM

寒がりの君は僕のポケットに
手を忍ばせて…僕に微笑みかける

僕は君の冷たい手を取り出して
思い切り君を抱きしめた

遠くに電車の音が聞こえる
二人の鼓動は少しすれ違いながら
ゆっくりと近付いているような気がした

知っていたんだ
今日…君がアイツと別れたこと
何でもないフリなんて…するなよ

泣いて…いいんだよ
こんな夜のために僕がいるんだ

君のための僕でいたい
いたいんだ…

12/4/2023, 10:55:27 AM

貴女が僕の隣で笑う朝も…
貴女を腕の中に抱いて眠る夜も…

僕は…時々 
わからなくなるんだ

夢と現実の狭間で僕だけが
揺れているのではないか

幸せの中にある不安は…いつだって
終わりの時を感じさせる

どうか…いつまでも僕の隣で
笑っていておくれ

僕は…貴女でなければ
この世界では生きて行けない


11/29/2023, 2:58:26 AM

溶け合うまで
終わらせないで

僕は君の中で泳ぎ続けて
そして辿り着く先は永遠

僕たちはどんなに大人になっても
きっと…今日という日を思い出す

僕たちの永遠を…

11/26/2023, 11:26:19 AM

触れてはならないその肌に
そっと手を伸ばして…
躊躇いを隠し切れずに
僕の吐息だけが部屋に響いた

夜明けまでの長い時間を
ロウソクの炎が揺れる先に
貴女は僕を惑わせるだけで
微熱にも似た躰の気怠さだけが
僕をまた躊躇わせる

僕たちは厄介な情熱に巻き込まれて
心を見失ってしまったのかもしれない

ねぇ…

このままで構わないから
貴女の心に…そっと触れさせて



11/26/2023, 3:59:18 AM

初めてのキスは…真夏の太陽の下で
火照った唇はふたりの心に火をつけて
手を取り合って駆け出した海辺で
僕たちは夜が明けるまで話をした

若かったと言ってしまえば
それがすべてだったのかもしれない
結ばれないなんて…思っていなかったんだ

大人になることがこんなにも残酷だと
いうことを誰も教えてくれなかった

今すぐ…君に会いたい 

けれど…僕はいつの日も太陽の下で
君が幸せであることを願っている


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