Sugar Lips

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9/3/2023, 4:20:04 PM

些細なことでも話して欲しい
気持ちを隠さずに…話して欲しい

貴女はそう言って僕を優しく見つめる
僕は何も言わずに貴女を見つめ返す

嬉しかった…ただ嬉しかった

けれど、些細なことだから
言えないこともあるんだ

例えば…

貴女が長い髪を切ったあの日のこと
僕が泣き疲れて独りで眠った夜のこと

貴女が帰らぬ誰かを待ち続けていること
僕が貴女を愛し始めてること

この想いを隠さずに貴女に話したら…

貴女は僕を愛してくれますか?

9/3/2023, 12:13:42 AM

泣きたい時は泣いたっていい
何も聞かずに…傍にいてあげるよ

笑う時は大声で笑えばいい
一緒に笑ってあげるよ

怒りを抑えられない時には
僕の手を強く握ればいいよ

誰かを愛しく思う時には
君の気持ちを温めてあげるよ

君の心に小さな火を灯して…
心の灯火として僕は生きていきたい

9/1/2023, 11:49:02 AM

君はいつまでも…
そうやっているつもりなの?

携帯の画面に触れずに
迷っている君の細く長い指を
僕は…そっと握った

ねぇ…こっちを向いて
ほら…ここには僕しかいないから

開けないLINEは閉じたままでいい
アイツのことなんて…

僕が…忘れさせてあげるから





8/31/2023, 12:02:13 PM

不器用な僕は…
いつだって貴女を困らせた

貴女の涙を拭うつもりだったのに
震える貴女の唇に触れてしまった

貴女は濡れた大きな瞳で
僕を見つめて…小さく笑った

ありのままでいい…
例え不完全な僕だとしても

貴女を愛する気持ちに
間違いはないのだから…


8/30/2023, 1:56:39 PM

初めて知ったその隠微な香り
貴女から感じる甘い女の匂い

まるで甘い蜜が重なり合い
僕の躯に絡みついて
ゆっくりと僕の胸を焦がしていく

濃厚なその香りは僕を狂わせて
底知れぬ深い快楽をもたらし
香水のような残り香が僕を惑わせる

この愛が沈み切るまで…僕を狂わせて
貴女の躯に僕が染み込むまで…僕を愛して




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