特別な夜
過去に色々な人とたくさんの遊びをした。
恋愛らしきものもした。
だけれども、今思うとそれは不足を補っているだけで、
幸せなんかじゃなかったと思う。
今私の隣で寝ている人は、私の恋人だ。
過去一の人で誰も彼を越えられないあろう。
彼といる夜は不思議と満足感が高く、
安心して眠れる。
だか、ついさっき私は彼と喧嘩した。
私の痛い嫌だという声が、届かなかった。
正確に言えば、本気と伝わらなかった。
付き合って始めて拒絶された彼は、
私の横で拗ねて寝ている。
(本当にイビキをかいて寝ている)
続く
海の底
「空はどんな世界だろうか」
僕のお気に入りのはらっぱで寝転がる。
ここは心地いい。
暖かい海流に吹かれ、柔らかい砂と草のクッションが僕の眠気を誘う。
間違いなく、僕のお気に入りの場所だ。
最近僕の上に空があると知った。
貝殻やコウイカ達よりもずっと美しい砂があるらしい。
亀のおじさんが教えてくれた。
手が届かないそれは僕を支配する。
それが頭を支配してくる。
「上に行こう。」 そう思えた。
どん底で落ち着いてしまった俺の心は
今、冒険心に溢れている。
凍てつく星空
お題 夢の断片
いつでも記憶のすぐそばにある。
でも思い出せない。
いつも少しだけ姿を見せて、
すぐに隠れていく。
ふんわりと甘いわたあめが顔を出す。
かと思えば、ゴツゴツと苦い金平糖が
顔を出す。
あれはどうも嫌いになれない。
何があっても1番そばで私を成長させる。
お題 記憶のランタン
記憶がランタンとして目に見える。
記憶によって、形や大きさが変化する。
さぞかし、綺麗だろう。美しいだろう。
それこそ、覚えていたいだろう。
でも触れば、熱く、火傷をする。
割れれば、血が出る。
大切なものが消えて、涙する。
しかし、
それも全て、仕舞っておけば忘れる。
遠く、適切に扱う。
「好き」「嫌い」「嬉しい」「悲しい」
だから全て、“うつくしい”