3/14/2024, 10:14:34 AM
「へぇ、先生も、煙草を吸うんだ。」
制服のボタンに
ケチをつけてくる
いつもぷんぷんしてる
生活指導の先生。
通学路、道草を食った帰り道。
夕闇迫る田舎町。
コンビニにあるノッポの灰皿の隣で、
空を見上げていた先生の瞳は安らいでいた。
3/14/2024, 8:42:29 AM
今も未だふと、肩を並べた友人に
会いたいと思う事がある。
スマートフォンを持ち上げる。
プライベートを知る術の無い友人に。
3行にも満たない
当たり障りのない
労りのメッセージを。
SNS如きで
開いてしまった溝を
知ってしまうのは恐ろしいことだ。
言葉を待つのは辛いが、
思い出だけはずっと隣で笑っている。