霧夜

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8/28/2024, 12:12:08 PM

ふらっと、気まぐれに

こちらの都合を気にせず、やって来る

連絡しろとか、知らせてくれとか言うけれど

そんな気まぐれが、堪らなく嬉しいのだ

...まぁ、直接言ってはやらないけれどね

--二作目--

偶々、近くを通ったから

偶然、お前が好きそうなお菓子を見つけたから

そんな事を言いながら、貴方は突然やってくる

それを見ながら
素直じゃないなぁ、とか
耳まで真っ赤にして可愛いなぁ、とか

そんな事を思うけど
辞めてしまうだろうから、言ってはやらない

次はどうしようと、悩んでしまえばいい
僕の事を考えながら、頭を悩ませてしまえばいい

『会いたいから来た』っと

貴方が素直に、口に出来るその時まで

#突然の君の訪問。
399作目

8/27/2024, 1:18:19 PM

ニコニコ笑顔を、振りまく私

偶にはね、天道様の涙に隠してもらいたいの

こんな私の、弱みという名の涙を

--二作目--

雨音が響く

煩い程に、全てを掻き消してくれるかのように

―――ふと、雨が止んだ

上を見上げれば、見慣れた傘模様

「...なんだ、こんな雨の中」
「その言葉、そっくりそのままお返ししますよ」

表情を確認せぬまま、ポタリポタリと、沈黙が落ちる

...そして、不意に手を掴まれた

咄嗟に、振り返った

「!」

「なぁ、也夜さん、もう帰りましょ?」

そう言うこいつの目からは

雨粒が零れていた

#雨に佇む
398作目

8/27/2024, 9:03:25 AM

唯一無二かは、分からない

この先も、続けられるかは分からない

今回の様に、忘れる事もあるかもしれない

...でも、それでも

私はこれからも、ここに物語を記してゆく

画面の向こうにいる誰かに、少しでも「いいな」っと思って貰えるように

--二作目--

貴方との、何気ない記憶
どんなに些細な事でも、ここに記していこう
貴方との幸せな時間を、何時でも思い出せる様に

#私の日記帳
397作目

三日くらい無浮上してました、すみません((

8/24/2024, 12:11:56 PM

色鮮やかで、輝いていた世界

君が隣から、居なくなってから

私の世界から、音と色が消えてった

--二作目--

貴方にもっと、早く出逢えていたのなら
貴方が時たま、悲しそうに親子を見つめる事は無かったのだろうか
愛される事を、怖がることは無かったのだろうか

僕は貴方に何度も救われているのに
貴方の事を、僕は救えなくて

近くに居るのに、何処までも遠い存在の様な気がして

...なぁ、どうしたら、貴方の近くに行けますか?

#やるせない気持ち
396作目

8/22/2024, 12:15:23 PM

口から出るのは、反対言葉

頭に住むのは、天ノ弱

これだから、貴方とは想い合えないね

--二作目--

嫌い嫌いだと言われた
バーカバーカっと言われた

沢山沢山、子供みたいな悪口を言われる

けれど、僕は全て知っている

「可愛いですねぇ...」「はぁ!?そ、んなんけないだろ馬鹿め!!」

ほら、また

貴方の素っ気ない態度も、子供みたいな悪口も

そっぽを向いて、耳を真っ赤に染める貴方の

照れ隠しだっと言うことを

#裏返し
395作目

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