出来る事なら、ずっと夢の中に居たいのに
今日もまだ、生きている
瞳に映るのは見慣れた天井、聞こえて来るのは朝のニュース番組
窓の外からは、憂鬱な朝日が差し込んでくる
...まるでそれが、希望の光と言わんばかりに
---二作目---
目に掛かった前髪、少し開いた口、そこから聞こえてくる規則正しい寝息
何よりスヤスヤと気持ちよさそうに眠る、貴方の寝顔
「ん、...んんぅ...?」
薄らと目を開ける貴方は、まだ少し寝ぼけているらしい
僕の顔を見るなり、稀に見るふわりとした笑顔を見せた
嗚呼
「おはようさん」
今日も貴方が、こんなにも愛おしい...!
#目が覚めると
354作目
一周年記念まで...あと10日
誰かの普通は、誰かの憧れ
貴方の背中を、今日も眺めることしか出来なかった
---二作目---
「おはよう」なんて挨拶も
貴方と毎日、顔を合わせられる事も
言葉を交わせることも
全部全部、
当たり前の様な、奇跡の一時
だから、その一時を大切にしたくて、
共に居られる時間を、無駄にしたくは無いから
「愛してるよ」
今日も貴方に、愛を囁くの
#私の当たり前
353作目
一周年記念まで...あと11日
白昼は人々が行き交う、賑やかな場所を
灯りが消えたこの時は、月夜だけが眺めてた
---二作目---
人々が夢に堕ちる時
世界は暗闇に染まってる
でも、広い世界を見詰めれば
暗闇に染まりきれない
涙の光が、灯ってる
#街の明かり
352作目
一周年記念まで...あと12日
一年に一度だけしか逢えないなんて、私には耐えられない
一日、貴方の声が聞けないだけで
気寂しくて、心が荒んでしまうのに
---二作目---
「短冊に書くとしたら、何を書く?」
気になって、隣の彼に聞いてみた
すると彼はこっちを向いて
「僕の願いはもう叶ってるから、
...だが、強いて言うなら、__の願いが叶えば良いなっと思う」
っと言うものだから
「私もだよ」
なんて、手を繋ぎながら返してみたり
#七夕
351作目
一周年記念まで...あと13日
あの頃は、何時も遊んだりしていた
宿題とかもしたし、一緒に帰ったりもした
でも、何時の間にか疎遠になってた
学校での関係なんてこんなものか、なんて思った
---二作目---
”友達”っと言う肩書きを背負った僕は
貴方の記憶に、何時まで残り続けられるかな
#友達の思い出
350作目
一周年記念まて...あと14日