霧夜

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6/20/2024, 11:08:10 AM

今の私が、存在してるんだ

私の未来を、いつも明るく照らしてくれて

だから、だからこそ

生きていられるんだ、生きたいって思えるんだ

...この声は、届くことは無いのだろう

だけど、私は伝え続けるよ

画面の中で、楽しそうに笑う君へ

---二作目---

間違いだらけの選択も、
辛さに濡れた過去も
死にたいと泣きながら過ごした夜も

少しだけ良かったと思えたんだよ
だって、何かが違ったら、君に逢えてなかったかもしれないから

だから今度は
沢山受け取った幸せを
君にも感じて欲しいと思ったんだよ

#あなたがいたから
334作目

一周年記念まで...あと30日

6/19/2024, 11:37:56 AM

雨の日の学校で、白い紙に絵を描いた

三角の真ん中に、突き抜けるような一本線を描いて

その線の両側に、それぞれ俺と彼の名前を書いて...

...なんて、どうせ叶うことは無いのに...。


...俺はその日、雨に濡れながら帰路に着いた。

---二作目---

あ、傘忘れた...

バックの中を覗き込みながら、俺は肩を落とした。
いつもは持ち歩いているのに、どうしてこんな時に限って...
溜息を吐きつつ、濡れる覚悟で走り出し出そうとした時

「...ねぇねぇ、どうしたの?」

不意に声を掛けられた。
振り向くと、傘を手に持った君の姿。

「あー、いや、ちょっと傘を忘れちまって...」
「...なら、俺の傘に入っていく?」
「は、はぁ///!?」
「濡れると風邪引くよ?」
「ぅぐっ...じ、じゃあ...い、入れて...くれ...///」
「ふふ、りょーかい♪」

...この時だけは、傘を忘れて
少し良かったと感じてしまった。

#相合傘
333作目

一周年記念まで...あと31日

6/18/2024, 10:47:01 AM

ポタポタと、涙が零れる。

けれどまるで、それが俺の涙を隠すように

灰色の雲から水滴が零れる

...空だけが、俺の味方になってくれている気がした

---二作目---

落ちていく、落ちていく
底なしの沼に、落ちていく

今まで積上げてきたものが、視界の端にチラリと映る。

嘲笑うかのように、空だけは綺麗に晴れている。

どんどん置いていかれる、周りはどんどん上がってく。

頭に浮かぶのは、後悔の二文字だけ

...自分から、崩して落っこちた癖にね


#落下
332作目

一周年記念まで...あと32日

6/17/2024, 10:40:51 AM

先の事なんて、考えられない

今の事で精一杯で、想像すら付かなくて

進んでいる道の先が、真っ暗なんじゃないかと思う

けれど、だからと言って

その路を、捨てる覚悟が持てない私は、

盲目のまま、進んでいくしかなかった

---二作目---

君の映す、宝石みたいな未来に

私は映れないんだね


#未来
331作目

一周年記念まで...あと33日

6/16/2024, 11:50:39 AM

貴方への想いを、諦めた日。

だけど、少し前の私なら思いもよらなかっただろう

近しい未来、貴方と想いが通じ合えるなんて

----二作目---

なにも、変わらないと思っていた。

変わるのは環境だけ、俺へ向けられる目は、変わらないと

...そう、思っていたのに


きっと、一年前の俺なら予想も付かなかっただろう
思いも出来なかっただろう

一年後の俺が、こんなにも幸せになれるだなんて

#1年後
330作目

一周年記念まで...あと34日

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