桜舞う季節、ふと空を見上げてみれば
青空の下を、自由に羽ばたき
甘い甘い蜜を啜る、小さなあの子達の姿が見えたんだ
---二作目---
「あ、モンシロチョウだ」
君の視線の先を見ると、確かに白い二匹蝶々が飛んでいた。
「...よくあれがモンシロチョウって分かるな」
「図鑑とか色々見てるからな」
誇らしげにそう言う君が可愛くて。
「じゃあ、これは知ってたか?」
「?」
「モンシロチョウが二匹で居る所を見ると”夫婦円満”とか対して幸運が訪れるんだって」
「......んなっ//////!?!?!」
からかう様にそう言うと、君は真っ赤に顔を染めて。
それが本当に、愛おしくて
「...これからもずっと、幸せでいような」
「......お、おう...///」
そう願わずには、居られないんだよ
#モンシロチョウ
295作目
追記
今日のお題難しいかったですね
あの時の、君の表情。
桜が開花した様な、満面の笑み。
記憶の中に、根ずいて離れないの。
---二作目---
軽蔑、蔑みの言葉。
まるでゴミを見るような、冷たい目線。
酷く絡み付いて
もう、忘れられる事は無いのだろう。
けれど
自分に手を差し伸べてくれる
優しい言葉を掛けて、背中を預けさせてくれる
仲間の存在も
忘れることは無いのだろう
#忘れられない、いつまでも。
294作目
愛とか、恋とか
そんなの、関係なしに
ただ、ずっと君の傍に居られたなら...
そんな事を、何時も考えるんだ
---二作目---
俺の初恋は、始まる前に終わっていたんだ
...いや、始まってはダメだったんだ
きっと、俺じゃ君を幸せに出来ない
寧ろ、不幸にしてしまうかもしれない
他の人と結ばれた方が、何倍も幸せに生きられる。
...だから
初めまして、初めての気持ち
そして
サヨウナラ
#初恋の日
293作目
この気持ちにも、素直になれるのだろうか?
素直になれたら...最後の時を、君と過ごせるのだろうか?
---二作目---
それでいい、って思った。
元々、死ぬのが怖くて、ダラダラと生きていただけだから。
未来に、光を見いだせていなかったから。
世界が終わってくれるなら、それでいいって思ってた。
...なのに
「?どうしたんだよ?そんなボーッとして」
君がいるから
嫌だと思ってしまったじゃないか
#明日世界が終わるなら
292作目
何をするにも、楽しくて
どんな私も、優しく受け止めてくれて
頑張ろうって思えて、前向きになれて
嗚呼、生きてて良かった...って
心の底から、思えるようになったんだよ
---二作目---
どれだけ辛くても
どれだけ苦しくても
「いってきます」って「ただいま」って言ったら
「いってらっしゃい」と「おかえり」が返ってくる居場所があって
沢山落ち込んでも
嫌なことがあっても
「大丈夫」って「一人じゃないよ」って
優しく言ってくれる君がいて
君が居るから
君が言葉を掛けてくれるから
君と、出逢えたから
私は生きて居られるんだ
#君と出逢って
291作目