“終わりなき旅”
思い出した。
忘れてた、大好きだった曲…
―息を切らしてさ 駆け抜けた道を
振り返りはしないだろう
ただ未来へと夢を乗せて―
何度も聞いたなー
私の青春の支えになった。
ラストがまたヤバいんだ
―嫌なことばかりではないさ
さぁ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの 自分を探す
終わりなき旅 終わりなき旅―
何度も聞いて 一緒に歌って、
自分を奮いたたせて、
未熟な自分を何とか引っ張り上げて、
よく頑張っていたと思う
また思い出せたんだ。
まだまだ旅の途中。
さぁ、次の扉へと!
“ごめんね”
たくさんの過ちをおかしてきた。
お天道様は見ているだろう。
私への天罰は、いつ下るのか。
いや、もう罰はその都度くだっているのだろう。
うだつが上がらない日々、この日常こそが罰なのだろう。
これからは、間違いをおかしたら、きちんと謝ろう。
と、自分に言い聞かせて。
“天国と地獄”
運動会!
この躍動する音楽が、記憶を瞬時に甦らせ、ドキドキハラハラを思い出させる。
特に思い出すは、リレー戦!
どうしてあんなに速く走れるのか
あんな風に走れたら気持ち良いだろうな
追いつけ!追い抜け!
自分には到底できない神技だと思っていた
私は今、それよりはるかに速い彼らの背中に乗り、天国と地獄を繰り返している
“月に願いを”
お月さま
もし願いを1つ叶えて下さるのならば
また、あの頃に戻して下さい
あの、愛に満ち溢れた日々に
どうかどうか
こんなに荒んでしまった私になる前の私の日々に
“降り止まない雨”
いつからだろうか
私の心の中には
降り止まない雨がずっと降っている
ザーザーザー…
かなり、大雨のような
シトシトジメジメした雨のような…
兎に角、薄暗い曇り空の中、
ずっと雨が降り続いている
晴れはいつくるのだろうか…
誰にも気づかれてはいない
誰にも気づいて欲しくはない
こんな私には
雨の降り続いている私の心を見てほしくない
でも、降り止まないのだ
私一人ではきっと…