“また明日”
「また」
があるって、なんか、単純に嬉しい。
しかもそれが、すぐ「明日」に。
何の疑問もなく明日を約束できるなんて、なんて幸せなことだろう!
今は素直にそう想う…
今は、誰にも約束されない「明日」のが多いからね…
都合のいい「またね」は増えたしね…
でもやっぱり、「また明日ね!」って、
また、大きな笑顔で言われてみたいな♪
そしたら私も同じ言葉を、
とびきりの笑顔で、
大きく手を振って言ってあげるよ!
“透明”
透明なガラスの向こうで
悠然と泳ぐ魚達
巨大なガラス1枚の向こうは
海の一部を切り取った世界が広がっている
ああ なんて美しいのか…
魚達は私をどう見ているの?
透明な向こう側からは、薄黒く濁った私が見えているはず
でも、魚たちは何も言わない
気にも止めないだろう
自分達の美しさをひけらかすこともない
ただ、悠然とそこに居るだけ
“理想のあなた”
「私は私」と言い切れる
「私が私を1番好き」と言える
「私は素敵!」
「私は綺麗!」
「私は天才!」
「私ほど魅力的な奴はいない!」
「私って最高!」
「さすが私!」
と言えるのが、理想の私
‘“突然の別れ”
「また明日ね」
私達は笑顔で軽く手を振る
当然来る明日に何の疑問も持っていない
日常はだいたい毎日同じだと思っている
当たり前に朝が来て、
当たり前に過ぎてゆく1日をなんとかやり過ごす
そして、また来る明日を思って嘆いたり
でも、それが「当たり前」ではないということ
来るべき明日が来ないかもしれないということ
突然の別れがやってくることもあるんだということ…
大切にしなければいけない
1日、1時間、1分、1秒足りとも
やり残してることは無いか、
想い残してることは無いか、
あの人に伝え忘れてる言葉は無いか
“真夜中”
忙しい日常に追われ、いつからか明日の事を考え、夜十時にはベッドに入るようになった。
次の日のパフォーマンスに影響しないよう、疲れが溜まって1週間を乗り越えられなくならないよう…あれこれ明日の事を考え、私は眠る。
無理やり眠る。
二十数年前のあの真夜中のワクワクキラキラした時間、忘れたわけではない。
真夜中のドライブ、真夜中の海岸、真夜中の花火、真夜中の雪、真夜中のおしゃべり、、、
真夜中は、特別だった。
そんな日々を今日想い出してみた。