5/4/2026, 5:53:03 PM
何も無い空間
耳を澄ましても聞こえるのは、心臓の音だけ
ドクドクドクドク
ドクドクドクドク
何も見えない暗闇
ひんやりと冷たい床
涙は枯れ果て
声はいつしか出なくなった
もがいても
もがいても
逃げることはできない
5/2/2026, 12:54:41 AM
雨上がり東の空に7色に彩られた虹が掛かった
この瞬間を閉じ込めたいと、スマホを取り出す
4/29/2026, 3:36:41 PM
先生が板書するために、背中を向けた瞬間。窓際に座っていた生徒たちが一斉に窓を閉めた。
風に乗って流れてきた牛小屋の臭いが教室に充満した。
『あー、遅かったか…』
『くっせぇ』
『田舎の香水』
みんなが口々に話しながら、ノートにペンを走らせる。
心なしかいつもより小気味良いチョークの音が教室に響いた。
4/27/2026, 1:24:28 AM
歳をかさねれば重ねるほど、善悪の境界線が曖昧になる。
Aにとって善でも、Bにとっては悪になったり、時間を置いてみたら、その逆になる可能性がある。
その時人間はどんな結果になっても、丸く納めてしまう。
『必然』
過去の選択を正当化させる都合がいい言葉。
でも、本当の未来は白紙。
未来は平等に光ってる。
4/25/2026, 6:18:27 PM
『ねぇ、うまくできるかな?ぼく、やっぱり怖いよ。』
『大丈夫だよ。わたしがついてるじゃない。』
『…うん…』
『このために長い長い旅をしてきたんだ。』
『最後のおさらいしてもいい?』
『いいよ。』
『大気圏に突入したら、しっぽを引いて明るく光る。その間に届けられた願いを…』
『ひとつひとつ心を込めて叶うように天へ届けるんだ。何回も練習してきたから、心配ない。うまくできるよ。』
『ねぇ、ぼくたちの目的地はあの星かな?』
『そうみたいだね。青くてとっても綺麗な星だ。』