城月凜珠(しろつきりず)

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11/6/2025, 3:10:22 PM

『時を止めて』


落ち着いていて、耳に触れると安心できる

別れ際には、ちょっと無理してでも

明るく見送ろうとしてくれていた

慣れ親しんだ声


ほとんど視線を交わしたことはなかったけれど

いつも、別れ際に見えた、ちょっと困ったような

でも、あたたかそうな まなざし


最後の日に、話の流れで、

さらっと打ち明けてもらえた

『僕は、人見知りなので...』

という、告白


全部が全部、

永遠のように

私の中で

時を止めて

時を止めて



また、いつか、遙か彼方のどこかで

貴方とワタシの

新しくて
ワクワクするような

縁が動き出せますように

11/5/2025, 12:20:01 PM

『キンモクセイ』

11/4/2025, 11:53:39 AM

『行かないでと、願ったのに』


11/3/2025, 7:48:13 AM

『秘密の標本』

11/2/2025, 4:21:02 AM

『凍える朝に』



寒さで目が覚めた
いつの間にか寝落ちしていたらしい

思い返せば、昨夜は、
着替えもしないで布団に突っ伏して、横になり
閉じた瞼の間からこぼれ落ちる涙を感じて
まどろみながら、眠りに落ちた


浮かんでは消えるあの人の面影、声、言葉
もう会えないんだ、と思うと
心が、胸がぎゅっと締め付けられて痛い

あの人と自分を繋ぐ、何かが欲しくて
縋りたい気持ちになる


最後に会った日に、
1人で入ったファミレスのレシートを
お守りみたいに
財布の中にしまっている


あの人にとって私は、
ただ顔を見知っているという
関係性以外の何物でもなく。
だから、
出逢った記念日でも、
ましてや、付き合い始めた記念日でもなく、

ただただ、あの人に縁した“最後の日“として。

私の中に『しるし』として残したい



凍える朝に、あの人の面影で暖をとろうとする

もう会えない私にとって
あの人との繋がりは
心の中で、面影と声と言葉とを思い起こす中でしか
存在し得ない

心を痛めることでしか、あの人への想いを
感じることができない

頬を伝わる涙でしか
愛を確かめることができない

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