『高く高く』
地位ではなく、立場でもなく
私は、私の視線を 高くしよう
見える景色の視点を 高くしよう
人からどう見られるかの位置を 高めるのではなく
鳥のように 向日葵のように
子供のように 鯉のぼりのように
お空に向かって 高く高く 心の旗を 掲げよう
秋空は どの季節よりも 天高い
秋空よりも 高く高く、
世界をゆっくりと鳥瞰できるように
心の目を 高く掲げて
『子供のように』
子供のように、泣いてみよう
お腹から声を出して。
わんわん、わんわん、喚き散らそう。
悔しい気持ち、苦しい気持ち、やるせない気持ち、
切ない気持ち、羨ましい気持ち、怒りたい気持ち、
悲しい気持ち、言葉にできない気持ちを、
泣き声にのせて、訴えてみよう。
子供のように、歌ってみよう
口と目を大きく開いて。
息をしっかり吐いて、深く吸って声を出そう。
嬉しい気持ち、楽しい気持ち、感動した気持ち、
ありがとうの気持ち、ごめんなさいの気持ち、
憧れの気持ち、心に焼き付いて離れない気持ち、
大好きの気持ち、言葉では言い尽くせない気持ちを
歌声にのせて、訴えてみよう。
子供のように、自由に描いてみよう
真っ白なページを用意して。
絵を描いたって、文字を書いたって良い。
一文字一文字、力を込めて、
丁寧に、はたまた、勢いよく書こう。
思いついたこと、印象に残ってること、不安なこと、
気になること、不思議なこと、願っていること、
ありのままの思いの丈を
殴りつけるように、思いっきり描いてしまえ!
ほんとうの気持ちを訴えよう、表現しよう。
目に見えるように。
きちんと、受け止められるように。
祈るように。
訴えたいことは、歌うように、歌声にのせて。
歌声は、祈るように、心を込めて。
子供のように、私の心の真ん中を、貫く思いを
お空に向かって叫び歌い、祈ろうよ
そのとき 私の心に 本当の平和が訪れる
そんな気がしているの。
『カーテン』
「しんどいなぁ〜」って、感じたら
心のカーテンを閉めようよ。
カーテンは、あなたの心をふんわりと包み、
大事な心を守ってくれるはず。
いつでもまた、開けることもできるんだよ。
閉め続けるのも、あなたの自由。
隙間から、様子を伺って、
またじっくり考えるといい。
その時間が、あなたの火照った頭を
冷やしてくれるかもしれないし、
もしかしたら、震える心をあたためてくれるかも。
自分を取り戻せたら、また帰っておいで。
『怠けてるなぁ〜自分』って、自分で自分を
いじめようとしていたら
心のカーテンを閉めることに成功したんだ!って
自分を褒めてあげてみない?
閉じられたカーテンを 開けた瞬間に
目に飛び込んでくる 鮮烈な 景色の感動は、
カーテンが閉じられていた人にしか
味わえないのだから。
開けっぱなしのカーテンなんてもったいない。
閉じて、開けて、またすぐ閉じて、
ドキドキしながら開けてみたり、
閉じ続けてみて、隙間から覗いてみたり。
あなたの大切なカーテンに
優しく、そっと手を添えてみて。
『涙の理由』